鹿島沖マダイゲーム 釣行レポート
テンヤマダイ船がジグマダイ船になった!
45~60gの小型タングステンジグが大活躍!
うれしいゲストはホウボウ&メバル!


ダイワのTGベイト45g(グリーンゴールド)がテッパンジグだ

大ダイヒット中! とにかくジグには大型のヒット率が高い実績がある春の鹿島沖だ
群れに当たればこんな大ダイ爆釣も!



群れに当たるとマダイ爆釣劇もある。それだけジグタイは有効な釣法なのだ

ホウボウの群れに当たるといっとき入れ食いになることも珍しくない

毎年恒例、ホウボウが沿岸の浅場に接岸中。ジグに好反応を示す

大型ホウボウも多い

今期絶好調の鹿島「第3幸栄丸」の荒原康弘船長。みずからタイジグゲームを実践してお客さんにレクチャーしている。「ひたすらキャストしてタダ巻きするだけです。小さなアタリを逃さずアワセてるのがコツ」と話す

今期はクロメバルが多い

クロメバルにまじり、ウスメバルもヒットする

こちらは冷凍エビエサのテンヤで釣り上げたメバル

ジグを追うメバルは良型ばかり。食べておいしい

ハナダイも活発にジグを追う。赤金カラーもマストアイテムだ

ジグにヒットしたハナダイ。ジグでなんでも釣れてしまう

タルのなかは五目釣りのようにさまざまな魚でいっぱいになる。ジグの威力は恐るべしか

ホウボウでクーラーが満タンになった

マダイを掛ける人は掛ける。テクニックで差が出る釣りでもある

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島「長岡丸」
3月の鹿島沖のテンヤマダイ船は、ルアー船になってしまった。
これは、どういうことか? 通常ならテンヤマダイ船はエビエサのテンヤ釣りで狙うのであるが、どうしたわけか、エサにはマダイは全く反応せずに45~60g小型のタングステンジグばかりに好反応。
数時間で1㎏オーバーから4、5㎏級まで船中100枚以上の爆釣デーもあり、テンヤマダイ船はジグマダイ船になっているのである。
「いままでに経験したことがない冷水が鹿島沖に居座っている影響でしょうか?マダイはともかくすべての魚がジグにしか反応しない日もあるんですよ。もちろんベイトのイワシの影響もあるのだと思いますが、こんなことは初めてです」とは、鹿島「長岡丸」の飯塚正樹船長。
「とにかくジグをキャストしてただ巻きするだけ。いかに、ジグを遠くに投げて数をこなしてマダイにアピールさせるかがコツですよ」とは、爆釣劇を引きあてた鹿島「幸栄丸」の荒原康弘船長の言葉。
マダイ船を担当する彼らは共通してジグの有効性を強調し、釣り人に勧めている。
ゴールデンウイーク前後からはテンヤ船では生きエビエサ使用が可能になるが、それでも大型マダイはジグにヒットしている確率が高い。
過去、春にとくに実績があるのだ。興味のある人は、グリーンゴールドまたは赤金の45~60gのタングステン製ジグを用意してぜひ挑戦してみてほしい。
タックルはテンヤ用をそのまま流用でOKだ。
以上の記事は「つり丸」2022年5月1日号の掲載記事です。
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タイゲームのタックルはキャストが必須なのでスピニングが基本。ラインはPE0.8~1号。リーダーはフロロ4号3~5mほどでテンヤタックルをそのまま流用できる