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安定感抜群で手堅く狙える冬場のスター・オニカサゴ【南房・白浜沖】

安定感抜群で手堅く狙える冬場のスター・オニカサゴ【南房・白浜沖】

オニカサゴは通常、サバの切り身、カツオの腹身などがエサとして用意されているが、釣りたてのサバエサには敵わない。白く光り輝く腹の部分がオニカサゴにアピールするのだ。まずは新鮮なサバを釣ることだ。

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外道のアタリすらなく、「オニいちゃんどこいっちゃったの?」なんて状態だったが、気がつけばトップ5匹でみんなホクホク顔

ポイントは航程30分程度の白浜沖。近くにはヤリイカねらいの船も。

朝イチにフラッシャーサビキでエサとお土産用にサバを釣る。

脂の乗りが良いサバだった。

かなりの重量感だ。

「ダブルだったよ!」。

良型ダブルに大満足。いい場所に入るとこんなこともある。南房の底ぢからだ。

このサイズなら、1匹でいろいろな料理が楽しめるぞ。

新鮮なサバは特エサになる。

身はほとんどそぎ落とし、皮がピラピラするようにカットする。

冬の赤い魚はいろいろあるけれど、特に食にこだわるならオニカサゴをおすすめしたい。この時期の南房はオニシーズン真っ盛り。
白浜沖では安定した釣果が記録され、「皮を湯引いて薄造りにするでしょ、あとは水炊きでしょ、カマは焼いても煮てもいいし、胃袋も焼いて食べたいな」なんていう望みをいとも簡単に叶えてくれるのだ。
まず最初にフラッシャーサビキでサバを釣る。これは自分の胃にも入るし、オニカサゴのエサにもなる。新鮮なサバエサはエサ持ちがいいだけでなく、光り輝き食いもよくなるのだ。30分ほどサバを釣ってからオニカサゴのポイントへ。
「おかしいな、なんも食わないね」
最初は外道のアタリすらなく、「あらら? オニいちゃんどこいっちゃったの?」なんて状態だった。しかし、ミヨシで1匹上がると、続いてトモでは良型のダブルを達成。これを合図に誰かしらにアタるような〝本来〟の状況に。気がつけばトップ5匹でみんなホクホク顔。
冬の味覚を味わいたいならオニカサゴが一番。ちなみに、サバはゴマサバがほとんどだったけど、脂しっかり乗ってましたよ。

タナの基本は50㎝。アタリと潮で調整を。二度目のアタリを感じよう。強ければ本命だ

誘いは重要だ。これで5鬼ゲットだ!

巻き上げ中にハリ穴が広がってバラシにつながるのでタモですくおう。海面に魚が来たらハリスを緩めないこと。

投入は、仕掛けがからまないように軽く振り出してやる。落下中は軽くサミングしながら糸の出を調整する。着底したらすばやく糸フケを取り、タナまで上げる。
オモリは50㎝上げる。たまに着けたままの人がいるが、それでは釣れない。
潮が速いときは、タナを取り直そうとすると、糸がドンドン出て行ってしまう。こんなときは、タナを低めにして、タナ取り後すぐに食わせるようにする。
逆に潮が流れていないときは、1mほど上げてもOKだ。いずれの場合も、エサが海底に着くか着かないかぐらいに持って行くイメージだ。
そこで重要なのが誘い。竿を持ち上げるような誘いを入れて、エサがフワリと浮き上がるのを演出しよう。誘い過ぎると違う魚ばかり釣れることもある。こんなときは誘いのペースを下げてみよう。
誘いと同じく重要なのが、タナの取り直し。オニカサゴは起伏のある場所にいて、船はかけ上がりや起伏のヘリを流すことが多い。こんな場所は水深が変わりやすい。同じ場所だけでやっていると、海底から何メートルも浮いていることもある。タナはマメに取り直そう。このタナを取り直しは、同時に誘いにもなるのだ。むしろ、コレだけやっていても十分釣れる。
オニカサゴのアタリは、いろいろある。「コツン」とか「グッグッ」、「ズーン」など。最初にアタリを感じたら、次の大きなアタリを待とう。最初の小さいアタリはグッとガマン。重量感とともに「グイグイ」と強い引きがきたら、竿を軽く持ち上げてアワせてやる。ここでさらに強く下へ引き込むアタリがあったら、ニヤリとしていいだろう。
「本命だ!」
これに対して、ユメカサゴの場合は、「ツンツンツン」とか「プルプル」といった竿先は揺れるけど、重量感に欠けるアタリが多い。この魚の場合は、竿を持ち上げてアワせても、オニカサゴのような強い引き込みは見せない。ハリ掛かりしてしまったら、スグに巻き上げて再投入しよう。アタリがなくなったときもエサがなくなっている可能性が高いので巻き上げてチェックを。
オニカサゴが掛かったら、あとは一定のスピードで電動巻き。海面近くまで定期的に強い抵抗を見せる。海面まで水圧を受けずしっかりと強い引きを見せてくるのは、釣り人にとって大変うれしいこと。オニカサゴの人気のひとつにこの引きも挙げられるだろうが、強い引きだからこそ取り込みでバラすことも。
抵抗するため、ハリ穴が広がってしまうのだ。
取り込みはタモ入れが基本だが、取り込むときにハリスを緩めてはいけない。だいたい海面でバレるのは、ハリスを緩めてしまうからだ。
もし、海面まで魚が上がって、タモ入れが間に合わないようなら、そのまま抜き上げてしまったほうが無難だろう。
釣り上げたら、刺されないように細心の注意を払ってハリを外そう。
慣れない人は、帰る前にトゲの部分をカットしておくのもいいだろう。

以上の記事は「つり丸」2013年1月1日号の掲載情報です。

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