ダブルヒット、トリプルヒットは珍しくなく、流し変えるたびにアタリがある、という状態だった


朝はエサのアジ釣りから。活き餌に食うとは限らないが、しっかりと釣っておきたい。

取材日はこのような大型でアピール力のあるエサによくアタっていた。

竿一本分大きく竿を持ち上げて、一気に落としてコマセをまく。コマセはサンマのミンチを海水で溶いてドロドロにしたもの。

明らかに10kgオーバーと分かる鋭い突っ込み。残念ながら根ズレ…。ドラグ調整は確実にしておこう。

6㎏クラス。取り込まれるのはこのサイズが多い。

体高のある美しい魚体だ。後ろのオケにもヒラマサが!

一人で2本目の9kgオーバー! うらやましい!!
外房・勝浦沖のカモシヒラマサが絶好調だ。船に取り込まれるサイズは3~6㎏が中心で、一人で5本も6本も釣る人もいるという釣れっぷり。当日もダブルヒット、トリプルヒットは珍しくなく、流し変えるたびにアタリがある、という状態だった。
また、獲れる獲れないは別として、連日10㎏オーバーのアタリは必ずあり、取材翌日には16㎏が取り込まれている。大型もかなり回遊しているのだ。
たまたま取材日前後にフィーバーしたのではなく、連日こんな状態なのだという。
十分すぎる釣果だと思うのだが、この状況でも、昨年に比べれば少ないと常連さんは言う。
12月上旬の取材時の水温は20度。勝浦沖のヒラマサもやはり今年は遅れているとのことで、「17度を下回らない限り、しばらく続くと思いますよ」と前出の常連さんはいう。大物ファン、カモシファンならずとも、これは行く価値アリアリだ!
以上の記事は「つり丸」2013年1月1日号の掲載情報です。
雑誌つり丸(マガジン・マガジン)を販売中!割引雑誌、プレゼント付雑誌、定期購読、バックナンバー、学割雑誌、シニア割雑誌などお得な雑誌情報満載!
9kgオーバーの見事なヒラマサ。朝釣ったアジにヒット。連日こんなサイズがバンバン取り込まれている! もちろん10kgオーバーも回遊中だ。