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相模湾のアマダイ、良型連発でトップ2ケタも!【相模湾】

相模湾のアマダイ、良型連発でトップ2ケタも!【相模湾】

冬は美味しい釣魚が増える季節だが、その代表魚とも言えるのがアマダイだ。淡泊ながら上品な甘味と旨味がたっぷりのアマダイは、料亭などで好んで使われる高級食材。50㎝級の大型となると、浜値で1匹1万円! なんてこともある高級魚だ。


初心者の女性が49㎝を2匹釣り上げたほか、47㎝、45㎝などグッドサイズが数まじってトップ9匹。2番手8匹がふたり

冬の沖釣りは寒い? いやいや、冬こそ熱いんです!! 冬は美味しい高級ターゲットが増えてくる季節です! 脂が乗った冬の美味魚はパワーがあって引きもバツグン。釣って、食べて熱くなろう!!

アマダイ初心者という女性が、なんと一日で2匹の49cmをゲット!? こんなこともあるから釣りはやめられない。

惜しい! もうちょっとで50cmだった。でもそれが2匹ってスゴすぎる。

この日は、こんなサイズが連発。みな気持ちのいい引きを楽しんだ。

ダイワの田渕雅生さんは47.5㎝の良型など絶好釣。「船長に教わった釣り方をやったら連発でした!」。

この日は女性アングラーが大活躍。良型まじりで本命連発。

ダイワの高槻 慧さんは良型を連続ゲット。「誘い方が合うと、おもしろいようにアタリが連発しますね!」。

グッドサイズばかりでクーラーはズッシリ。淡泊な高級魚アマダイは、刺身、昆布締め、塩焼き、西京漬けなどなど、何にしても美味しく食べられる。

この日のポイントの水深は90~100m前後。「邦丸」はオモリ80号のノーマルタックルで攻める。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・大磯港「邦丸」。

相模湾のアマダイが本格シーズンを迎え、大型まじりの数釣りが期待できそうな気配。大磯港「邦丸」は、そんなアマダイを狙って乗合出船中。
「食いはまずます。日によって多少上下はありますが、おおむね順調に釣れていますよ」。そう話すのは「邦丸」味澤藤吉船長。11月17日の取材日も大型まじりで好調に食った!
アマダイ初心者の女性が49㎝を2匹釣り上げたほか、47㎝、45㎝などグッドサイズが数まじってトップ9匹。2番手8匹がふたり、船中7人で44匹と数も大満足の釣果となった。
平均6匹以上と数釣りが楽しめたが、驚いたのは、なんといってもその型の良さ。船中皆が40㎝クラスを手にできたのもスゴイが、ひとりで49㎝を2匹とは!?
これから本格シーズンのアマダイ。引きがよくって味も最高な高級魚を狙いに出かけてみませんか。

付けエサでアピール。キレイにエサ装着を

「いい引き!」。良型アマダイの突っ込みには要注意、ハリスを切られないように。

「邦丸」ではオモリ80号を使用。いわゆるノーマルタックルのアマダイ釣りだ。
竿は80号を背負って、7対3から8対2ぐらいの先調子気味のものがベター。
しっかり底ダチを取り、正確なタナ取りが大切な釣りなので、操作性と感度重視の先調子竿がベター。アマダイ専用竿のほか、オモリ80号対応のゲームロッドなどにも軽量、高感度で使いやすいものが多いので、それらの中からセレクトしよう。
リールは小型電動がベスト。こまめな付けエサのチェックは必須なので、電動で手返しよく行うのが楽。また、手持ちでタナ取りや誘いをかけるので軽いに越したことはない。小型電動があると便利だ。
仕掛けは長さ2~2.2m前後、ハリス3号前後の2本バリというのが一般的だが、「邦丸」の船宿仕掛けは、やや長めの2.6mで、幹糸5号、ハリス3号。ハリはチヌ4号だ。枝スは55㎝、親子サルカンを介して枝スを出す。
コマセを使わない釣りなので魚とのコンタクトは、ほぼ付けエサのアピールのみが勝負。エサのオキアミは、なるべく形のきれいなものを選び出しておき、ハサミできれいに尾羽を切る。切り口から丁寧にハリ先を刺し、ハリの軸に真っすぐに刺し通す。
前述したようにこの付けエサが勝負を分けるうえ、曲がって付けてしまうとハリスのヨレの原因にもなり、それがハリス切れに繋がることもあるので、エサ付けは真剣に行おう。

正確なタナ取りが大切。本命のタナを探れ

ゴンゴン、ゴンゴン! 50cmクラスのアマダイは引きも強烈。最高に楽しい!

アマダイ釣りで重要なのは、やはりタナ取り。底付近にいる魚なので、海底ギリギリに仕掛けがなくてはならないが、べったり海底に着いている状態でもよくない。
タナの取り方を味澤船長に聞くと、「テンビンから親子サルカン(枝ス)までの長さ分上げるのが基本です」とのこと。
全長2mでちょうど真ん中の1mのところから枝スが出ている仕掛けの場合はタナは底から1m。「邦丸」の船宿仕掛けはテンビンから親子サルカンまでが1.5mなので、タナは底から1.5mとなる。
「仕掛けによってもタナ取りは変わりますが、下バリは底に着いていて、上バリが海底ギリギリを漂うイメージでタナを取ってください」と船長は話す。
これを基本に、状況を見て微調整を加える。「潮が速い」「まったく動かない」など潮具合については船長がアナウンスし、対策を指示してくれる。
潮が速いときは仕掛けが吹き上がって、付けエサの位置が高くなってしまいアマダイに発見されにくくなる。本命はおろかエサ取りのアタリも少なくなってしまうので、船長の指示に従い低くして対応しよう。
さらに潮が速い場合はタナを低くしても仕掛けが吹き上がってしまう。そんなときは下バリから20~30㎝の位置にガン玉を打ったり、サルカンを大きく重いものに変えて仕掛けを沈めてやり、海底付近を探れるようにしよう。
タナが正確に取れているつもりでも、周りでアタっているのに自分には外道のアタリすらないというときなどは、タナが高い場合が多いので、調整して試してみよう。
また、釣れる外道を見てタナが合っているかどうかある程度判断できる。
「アカボラ(ヒメコダイ)が釣れるときはタナが合っていると思っていいですよ。そのタナ取りを続けてください」と味澤船長は話す。
「ガンゾウビラメ、ムシガレイが釣れるときは、ちょっとタナが低いときが多いので、少しタナを上げてみてください」。
そのほかキダイが釣れる場合もおおむねタナは合っているが、やや浮いている魚なので、キダイばかり釣れるようならタナを下げてみてもいい。
こまめにタナを取り直したり、誘いをかけるのも大切。動いた付けエサにアマダイが反応し、止めたときに食ってくることが多い。タナ取り、誘いの後はチャンス大だ。
大型がかなりまじって釣れているのでやり取りは慎重に!

以上の記事は「つり丸」2017年12月15日号の掲載情報です。

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