最大40㎝、平均35㎝と特大サイズこそなかったものの、南紀白浜沖はキンメとムツの花盛り。参加者全員十分な土産を手に大満足


キンメは多点掛けが連発。

水面に浮上したのは…クロムツだっ。

「ちょっとキンメの他にお土産を」という感じで狙ったクロムツも大量!

赤と黒のエクスタシー! 大漁だっ。

今回、取材にご協力いただいたのは、和歌山・椿見草港「海佑丸」。

連日のように緑のデッキを埋める緋色の群れに、時折まじる大粒の黒ダイヤ。「深海釣り発展途上」の関西で、ひときわ異彩を放つのは南紀椿見草港「海佑丸」の釣果ホームページ。
弱冠24歳の北野佑船長は関西深海釣りの明日を担う期待の星。18歳で父のあとを継いで船を持ち、深海メインに6年間。確実に実績を積み上げた自信がその表情に溢れる。
11月8日は「関西の深海釣りを盛り上げて行きたい」という「神戸トップウォータータックルズ主催」の深海釣りイベントに「伝道師」として招かれた筆者。
終日雨の空模様まで「納竿まで食い続く」プラス要素に変えた「持っている」船長の下、仕掛け・ギミック・テクニック…40余年の「引き出し」を次々開き「次世代深海釣り」の理念を実践した。
最大40㎝、アベレージ35㎝と特大サイズこそなかったものの、南紀白浜沖はキンメとムツの花盛り。参加者全員十分な土産を手に「楽しかった、出来過ぎだ」と大満足で帰途に就くこととなり、筆者自身初の関西イベントは大成功でお開きとなった。
まだまだ、西日本の深海釣りは未開拓。今後も各地でチャレンジを続けたい。
以上の記事は「つり丸」2017年12月15日号の掲載情報です。
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南紀白浜で深海釣り。魚影が濃い!!