ブリサイズこそ出なかったものの、全員がヒットだ! ワラサ多数、そして貴重な4㎏超のヒラマサもキャッチされた!!


まずは全員でトリヤマを見つけることからこのゲームは始まる。

ファーストヒットは4kgオーバーのヒラマサ。根に絡むポイントで。

トップゲームはヒットの瞬間がすべて目視できるから非常にエキサイティング。

このエリアの釣りに注目している「メロン屋工房」永井真人氏は、もちろん自身が製作するルアー「TWシリーズ」のプロトで。ブリトップを視野に入れたロッドも製作中だ。

ほい、きたーっ!

「ルアーファクトリークオーター」のビルダー田中氏もワラサをキャッチ。

当日のベイトはサンマで、トッププラグへ高反応。初島海域において非常に高い実績を誇る「ボラドール170F」(マングローブスタジオ)。

ヒラマサに次いでワラサもきっちりキャッチの鵜ノ沢氏。足繁くこの海域に足を運ぶ一人だ。

当日は大シケということもあり、バラシが多発。ネットインするまで油断はできない。

状況によってはジギングで攻める。ジギングタックルの用意もお忘れなく!
ブリ&ワラサ、ターゲットはそれだけではない。数こそ少ないがヒラマサやカンパチ、メジマグロなどの可能性もある。首都圏から2時間足らずのフィールドで、これほどまで魅力的なゲームが展開される海域は、そうはないだろう。
さて、12月下旬の取材時のベイトはサンマ。群れの移動は速いが大シケの波間にブリやワラサが群れ泳ぐ姿が見られるような状況で、活性も高くトッププラグに高反応。ダブルヒット、トリプルヒットが連続し、非常にエキサイティングなゲームが展開された。
結果は、ブリサイズこそ出なかったものの、全員ヒット、ワラサ多数、そして貴重な4㎏超のヒラマサもキャッチされたのである。
初島海域における“ブリトップ”は、行けば必ず釣れるほど確率の高い釣りではない。だが、ただひとつよい結果への近道があるとすれば、それはフィールドに足繁く通うことである。簡単な釣りではないからこそ、通って釣ったときの喜びはきっと大きいはずだ。
以上の記事は「つり丸」2012年2月1日号の掲載情報です。
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この日はダブルヒット、トリプルヒット連発!