「全部のハリに付いてきたよ」と言う釣り人の足元はメバルで足の踏み場もないほど。この多点掛けこそが、オキメバル釣りの醍醐味


底を切って置き竿にしておけば簡単にアタリが出る。追い食いさせて多点掛けを狙おう。

うまく追い食いさせると、ハリ数分パーフェクトも決して難しくない。

1、2、3、4…。鈴なりがウレシイ!

良型マゾイのまじりも多い。こちらもおいしい魚だ。

フラッシャーサビキ仕掛けにイカタンの付けエサを付ける。

竿はガクガクと激しく揺さぶられている。もう頃合と電動リールのスイッチを押すと、時おり巻き上げが止められるほどの重量感だ。取り込まれるメバルは尺クラスの大型ぞろい。「全部のハリに付いてきたよ」と言う釣り人の足元はメバルで足の踏み場もないほど。この多点掛けこそが、オキメバル釣りの醍醐味だ。
那珂湊港のオキメバル釣りは、水深も130m前後と浅いため、深場専用タックルを持っていなくても青物竿やイカ用の電動リールを流用できる手軽な釣りだ。
この日はウネリがきつくメバルの食いは悪い。それでも多点掛けはしばし見られ、トップは38匹を釣り上げてクーラーは埋まっていた。春告魚と呼ばれるメバル、これから早春にかけて本番を迎える。
以上の記事は「つり丸」2012年2月1日号の掲載情報です。
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那珂湊沖で開幕したオキメバル。大型まじりでオキメバル(ウスメバル)の多点掛けが楽しめる。