青物の気配が薄かったため、タイラバ一本に絞って展開。小型ながらもマダイはほぼ全員がキャッチに成功


タイラバ初チャレの坊内聡太くんのやり取りを見つめる田岡船長。

朝一番のひと流し目。いきなりのヒット! 船長の熱血指導のもと、頑張る!

見事、取材日の最大魚を仕留めたのは新宿区の坊内聡太くん。船釣り2回目。タイラバ初挑戦での快挙だ。

「息子のマダイより小さいですね」と、新宿区の坊内良太郎さん。いえいえ、一枚は一枚です。

小型でも玉網のアシストを仰ぐのが正解。大事な一枚、丁寧に取り込もう!

秋田県から引っ越してきたばかりという鎌ヶ谷市の吉川喜悦さん。「小さくて、ちょっと恥ずかしいですね」。

貴重な東京湾の冬のマダイが無事にタモに収まり、船上に感喜の声が響きわたる。

タイラバのヘッドは80〜100gがメイン。今季はオレンジ系のスカートが実績大、と船長。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・船橋「フレンドシップ」。
ひと月以上に渡って湾奥でイナダ、サワラを中心とした青物ゲームを展開していた同船が、湾口へと釣り場を変更。取材日はマダイ&青物狙いへとゲーム内容を変えたばかりだった。
快調な滑り出しに、期待感が膨れたが、その後はポツリポツリの拾い釣り。青物の気配が薄かったため、タイラバ一本に絞って展開。小型ながらもマダイはほぼ全員がキャッチに成功した。
「これからはマダイと、イナダ、ワラサをメインにした青物中心に狙っていきます。サワラが出ればリレー形式で追いかけることもあると思います」
とは田岡要司船長。
近年、マダイはとても安定している。型を問わなければ一枚を手にすることはそれほど難しくはない。状況や希望次第では、アオリイカやモンゴウイカを同時に狙ったりもする、という。ターゲット豊富だからこそ、いろいろな楽しみ方ができる。
東京湾のルアーゲームは冬でも熱く楽しめる。
以上の記事は「つり丸」2018年1月1日号の掲載情報です。
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ポイントは東京湾口一帯。マダイとイナダ、ワラサは同じポイントで狙うことができる。