超大型こそ出なかったものの、良型&数釣りを充分に堪能した


「鹿島沖の魅力は、イワシを追って興奮した腹部の赤い大判ヒラメ。今日は、それを期待しましたが…。でも、数が釣れたので大満足です」と常連さん。

今夜はコイツを刺身で一献。

トントンのタナで、肉厚ボディの激うま寒ビラメを迎撃!

タモ入れは頭からネットイン。基本、船長が掬ってくれるが、周りの人に頼む際は、掬う人と呼吸を合わせて行おう!

最近はLTで狙う釣り人も多いと船長。詳しいタックルは、今号の『船宿クロニクル』を!

朝イチに効果覿面だったのがブルーのフラッシュライトだ。

仕掛けは、良く釣れると評判の船宿オリジナルをオススメ。オモリは80号が標準。

エサ付けは、親バリは上アゴ。孫バリは背ビレの際に刺す。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島港「山千丸」。
「イワシの反応がたまに出るようなって、それを追っている良型が釣れるようになったからね。今日は、そんな場所を探しながら、とりあえずはお土産確保。全員が気持ち良く下船できるようにするから」と、元気良く出船したのは、この釣りにアツイ情熱を燃やす鹿島港「山千丸」の青塚清船長だ。
向かった先は、南下した3マイル沖の魚礁周り。最近、良型まじりで数があがっているポイントだと言う。
仕掛けを入れると首尾良くヒット!
解禁アベレージとなる1㎏クラスがあがり、その後も流し変える度にタモ入れする展開になったが船長は苦い顔…。「型が小さいよね。お土産も獲れたし、後はサイズアップに徹しよう」と、イワシの反応を探しながら、要所で実績ポイントを流す展開となった。
ちなみに「山千丸」では、違和感なくエサを食わすドラグフリー釣法を船長が推奨(今号の『船宿クロニクル』参照)している。
結局、この日は超大型こそ出なかったものの、ご覧の良型&数釣りを堪能して沖揚がりを迎えた。「鹿島沖はこれからだよね。北からイワシが本格的に入れば、必ず大判ビラメが釣れるからさ。ちなみに、いつ入るかは? 明日かもだし」とニヤリ顔の船長。
さぁイワシが入るXデイを期待して、お土産確実な鹿島沖に出掛けよう
以上の記事は「つり丸」2018年1月15日号の掲載情報です。
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この日の最大は2㎏ちょいも、ここにはモンスタークラスのヒラメがいると船長はいう。