ハナダイは刺身はもちろん、皮を引かない湯引きは皮の脂部分が絶品のうまさ。小型は三枚におろしてテンプラや唐揚げもオススメだ


ハナダイは引き味も抜群。

こちらも良型!

掛かり所がよければ抜き上げてもいいが、サイズのいいハナダイはタモで確実に!

40㎝に迫る大型ハナダイ!

ポイントは片貝沖の水深25〜30m。

空バリ+オキアミで狙う。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・片貝旧港「直栄丸」。

片貝旧港「直栄丸」では、ハナダイ五目が連日絶好調。狙うポイントは片貝沖の30m前後、良型のハナダイ主体にイシダイ、イシガキダイ、ハタや青物など高級魚揃いで楽しめる。40㎝を超えるハナダイやマダイも顔を出し、ハリス切れやバラシも続出している。
釣り方は、ビシの着底を確認したら、素早く糸フケを取る。シャクリは「1、2」と優しくシャクッて「3」で食う間を作ってアタリに集中する。
「今の時期は食う間を長めに取って、竿先に変化が出たらそれがアタリです。アタリがあったらアワせずに、ゆっくりと巻きアワせることが大切です」と山本義雄船長。
アワせると魚が散ってしまい、巻きアワセの場合はアワセが決まらなくても再びアタリが訪れるという。
また活性が上がればダブル、トリプルもあるので、そのような時は手返しのいい釣りをして数を伸ばそう。
ハナダイは刺身はもちろん、皮を引かない湯引きは皮の脂部分が絶品のうまさ。小型は三枚におろしてテンプラや唐揚げもおすすめ。昆布締めや酢締め、カルパッチョも試していただきたい。どんな料理にもマッチするのがハナダイの特徴だ! 「この時期は味噌仕立ての鍋がいいですね。お腹がパンパンのウマヅラハギは肝和えも最高です」と船長が教えてくれた。
以上の記事は「つり丸」2018年1月15日号の掲載情報です。
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片貝沖では大型ハナダイが好調だ!