オニカサゴは魚屋さんではめったに売ってはいない魚だ。つまりオニカサゴが食べたければ釣りに行くしかないってこと!


「大きな誘いは必要ない」が、「竿は手持ちで海底の情報をキャッチして」と久保田幸司船長。

500〜1kg前後主体に、1kgオーバーの大型もまじる。

3本バリの船宿仕掛けにサバのタンザクを着ける。

船がいいポイントを通ると船中あちこちで同時ヒットすることも多い。

なんと3本バリに3点掛け!!海底は鬼の棲みかか!?

船上で毒バリのあるトゲを切っておけば、家に帰って料理が楽だ。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・小田原早川港「坂口丸」。

オニカサゴの身は旨味たっぷりで火を通してもプリッとした食感が楽しめる、鍋ネタに最高の魚だ。ただし、魚屋さんではめったに売ってはいない魚だ。つまりオニカサゴ鍋が食べたければ釣りに行くしかないってこと!
そのオニカサゴが好調に釣れているのが小田原早川港の「坂口丸」。
「潮の具合がよければ、数釣れてます。トップ7、8匹の日もありますよ」。こう話すのは「坂口丸」久保田幸司船長。平均してもトップ4、5匹は上がっていて、ボウズも少ない。
ただし「置き竿で放りっぱなしじゃ釣れませんよ」と船長。竿は手持ちが基本。大きな誘いは必要ないがこまめにタナを取り直すことが誘いになるとのこと。しっかり海底をトレースすればアタリは少なくない。たくさん釣って、釣らなきゃ食べられない『オニ鍋』を味わおう!
以上の記事は「つり丸」2012年2月15日号の掲載情報です。
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トップ5〜8匹と数釣れることも多い。一般の魚屋さんではなかなか手に入らない魚だけに、たくさん釣って、おいしい鍋をタップリ味わおう。