釣果の方は、連日トップ3〜4枚とまずまずだ。型は500g級の小型も多いが、3〜4㎏の良型も出ているので油断がならない


落ちマダイと聞くと、なんとなく「食い渋り」をイメージするが、思わぬ数釣りに遭遇することもあるし、一発大物もある!

この日は1㎏以下ばかりだったが、3〜4㎏級も上がっている。油断禁物。

越冬マダイは脂の乗りがバツグン。とてもおいしい。

越冬場所を狙い打ちすれば、意外と数釣れることも多い。連日トップ3〜4枚。

ビシ80号を使用。タナ取りは底から2〜5mと幅がある。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・葉山芝崎港「福栄丸」。

極寒期、マダイも越冬状態。いわゆる落ちマダイのシーズンとなる。落ちマダイと聞くと、なんとなく「食い渋り」をイメージするが、なんのなんの。越冬場所を直撃すれば、思わぬ数釣りに遭遇することもあるし、一発大物!は乗っ込み期と並んで、意外やこの時期に釣られることが多いのだ。相模湾のマダイスポット葉山沖でもすでに「落ち」の態勢。釣果の方は、連日トップ3〜4枚とまずまず。型は500g級の小型も多いが、3〜4㎏の良型も出ているので油断がならない。
「落ちのシーズンに入ってからも今季はいい釣りができていますよ。澄んだ潮が入っちゃうと食い渋る時もありますけど、少し潮が濁った日なんかは数釣りする日も多いです」とは、ほぼ一年を通してマダイをねらい続ける葉山柴崎港「福栄丸」の矢嶋雄三船長だ。海底付近はエサ取りが多いが、それ以外はサバなどの邪魔が少なく、じっくりとマダイと対峙できるのもこの季節ならでは。軟調竿をギュギューン! と引き込むアタリはこの時期も健在だ。
以上の記事は「つり丸」2012年3月1日号の掲載情報です。
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落ちマダイのシーズン。寒さに負けずに釣行すると、意外!? にいい釣りができることもあるぞ。