MENU
沖釣り専門誌『つり丸』が徹底取材した釣果、釣り方、仕掛け、タックル、魚の生態、グルメコラムを中心に配信する釣り情報サイト
ブランドアジはウナギにも勝るとも劣らない美味さ【走水沖】

ブランドアジはウナギにも勝るとも劣らない美味さ【走水沖】

今回のターゲットは、今や関アジをしのぐほどの旨さで人気ブランドになった走水沖のブランドアジだ。取材前日は、土用の丑の日で盛り上がっていた。しかし、今年はウナギの稚魚が全く採れないことから、驚くほどの価格高騰でなかなか手がでない。こんな時は、新鮮で脂が乗ったブランドアジを食べて夏バテを吹き飛ばすのがオススメだ。

朝一はサバを狙うも潮が変わり厳しい状況…。本命のアジポイントでは、開始から好調にヒット!

幅広で肉厚の走水沖のアジ。

付けエサはアカタンのほか、アオイソメも持参すれば万全。

仕掛け類はオーソドックスなビシアジ用でOK。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・走水「政信丸」。

今回お世話になった船宿は、ほぼ一年中アジ釣りをメインに出船している走水港「政信丸」。当宿は和気あいあいとアットホームな雰囲気で、ビシアジ乗合は10人限定で出船している。貸し道具やライフジャケットも準備されているため、手ぶら釣行やビギナーにもオススメの宿だ。
乗船すると「朝イチはサバを狙います。ここのサバも抜群に旨いんですよ!」と廣川政信船長。これはアジ釣りに対する余裕なのか? はたまたアジ釣りの厳しさを察してお土産確保なのか?
7時を過ぎた頃、航程約10分ほどの第二海堡を目指して出船となった。
ポイントに到着すると「はい、ど〜ぞ! 底に着いたら5〜10mあたりを誘ってください」というアナウンスで実釣開始。グングン走り回るサバの引きを想像するが、時間だけが経過していった。
「数日前から潮が変わっちゃたんだよね」と廣川船長。
何度も何度も場所移動を繰り返したが、電動リールの音だけが静かに船内に鳴り響くだけ。やむなく走水〜観音崎方面へと大きく場所移動となった。

エサさえ付いていればアタリが続くといった状態だ。しかも、良形ばかりで、ほとんどが30㎝オーバー!

このくらいが当日のアベレージサイズ。

アタったら、追い食いを狙うのも楽しい。

刺身かフライか、どうやって食ってやろうか。

観音崎灯台を眺めながら、好反応を求めてクルージングが続いた。真夏の炎天下では、移動中に浴びる潮風が火照った体にとても気持ちがいい。眠りこけそうになった頃、「はい、ど〜ぞ。底から2〜3mを誘ってください」と合図が出た。
いよいよ本命ポイントで再スタート。船長のポイント選びが的中して、右舷ミヨシで30㎝ほどの良型が顔を見せた。続いて右舷トモではダブルだ。そして、左舷ミヨシの常連吉田さんにもヒットし、ムーチングロッドが絞り込まれている。
「小マメにやっている人がいいですよ」と廣川船長。
吉田さんはこの時合に良型ばかりヒットさせ、順調に数を伸ばしていく。真夏の釣りにはトレードマークの麦藁帽子が良く似合っている。
みんなの笑顔あふれる写真が撮れたところで、自分もいよいよ釣りスタート。船長のアドバイスどおり、ビシの8分目ぐらいまでコマセのイワシミンチを入れて投入。ビシの着底を確認して、コマセをまきながら3mの指示ダナまで巻き上げる。すると「ククン、キューン」と本日の初アタリが来た。
大事に巻き上げると時折シャープな引きで抵抗する。海面に黄金色に輝く良型を確認して抜き上げようと思ったら、「あ〜、…」。痛恨の口切れであえなくサヨナラ。
「今日は食いが浅いんですよね。良型はタモを使ったほうがいいですよ」と吉田さん。
まったくその通りである。久々のアタリに気が焦ってしまったのは言うまでもない。
この反省を生かして、この後25〜30㎝のサイズを足元のバケツに入れることができた。しかし、ようやくコツを掴んだ頃、アタリが徐々に少なくなってしまった。賑やかだった船内は、静かになってしまった。
しばらく、アジの好反応を求めて本日二度目のクルージングが続いた。
そして、ようやく船がスローダウン。時計は沖揚がりまでラスト1時間。ひたすらコマセをまき続ける。すると潮が動きはじめたのか、目の前の道糸が斜めになり、船の前後移動も感じられるようになってきた。
「この釣りはコマセを切らせたらダメです! 釣れない時こそ手を止めないで、頑張ってコマセをまいてください」と廣川船長。
竿先に集中していると「クーン」という手ごたえ。聞き上げると重量感とともに引きが感じられた。30㎝オーバーの立派なアジがタモに収まった。
これを皮切りに、今までが嘘のように連続ヒット。それまで我慢してコマセをまいた甲斐があって、エサさえ付いていればアタリが続くといった状態。しかも良形ばかりで、ほとんどが30㎝オーバー。隣の吉田さんには30㎝級のダブルだ。
後半の絶好調に腕も腰も気持ちいいくらいパンパンで汗びっしょり。皆が満足した14時半に沖揚がりとなった。

以上の記事は「つり丸」2012年9月1日号の掲載情報です。

つり丸最新号は、こちら↓

関連記事
御前崎の沖に位置する金洲の五目釣りがおもしろくなっている。イサキ、マダイのほか、青物のヒットもある。仕掛けはハリス6号、6mの2本バリ。付けエサはオキアミ、またはイカタンを使う。
更新: 2019-06-25 12:00:00
夏のタチウオシーズンが開幕した。夏には夏の釣り方があるのでその釣り方で楽しむ。小型のエサを追っているのでエサは小さめ。ハリも小さくして、スピーディにシャクって掛けていく。本格的な数釣りはこれから!
更新: 2019-06-25 07:00:00
昨年、大山沖のイサキ釣りを初経験。「幅広、身厚で良型でこんな美味しいとは」と。関東周辺で釣りをしていると、なかなかイサキ釣行までたどり着かない。その時決意した。「来年こそは、真っ先釣るぞ!」と。
更新: 2019-06-24 13:39:36
釣り人憧れの聖地『銭洲』でアカイカカンパチが始まった。カンパチの大好物アカイカを生きたままエサにするこの釣りは、時として爆発的な釣果を叩き出す。泳がせだけでなくコマセ五目釣りもOK!今年も好調だ!
更新: 2019-06-24 12:00:00
6月1日、関東エリアで先陣を切って開幕した外房飯岡沖の生きイワシエサのヒラメ釣り。夏ビラメは産卵を終え、活発にエサを追うため、数釣りも簡単。大型まじりで、ヒラメ釣り入門にももってこいだ!
更新: 2019-06-23 12:00:00
最新記事
御前崎の沖に位置する金洲の五目釣りがおもしろくなっている。イサキ、マダイのほか、青物のヒットもある。仕掛けはハリス6号、6mの2本バリ。付けエサはオキアミ、またはイカタンを使う。
更新: 2019-06-25 12:00:00
夏のタチウオシーズンが開幕した。夏には夏の釣り方があるのでその釣り方で楽しむ。小型のエサを追っているのでエサは小さめ。ハリも小さくして、スピーディにシャクって掛けていく。本格的な数釣りはこれから!
更新: 2019-06-25 07:00:00
エサ釣りとルアー釣りが胴船で釣果を競ってみるとどうなるのか…!? 東京湾のアジ釣りで検証してみました! LTのコマセ釣りとバチコン、果たしてどちらが勝つか…!?
更新: 2019-06-24 13:40:26
昨年、大山沖のイサキ釣りを初経験。「幅広、身厚で良型でこんな美味しいとは」と。関東周辺で釣りをしていると、なかなかイサキ釣行までたどり着かない。その時決意した。「来年こそは、真っ先釣るぞ!」と。
更新: 2019-06-24 13:39:36
釣り人憧れの聖地『銭洲』でアカイカカンパチが始まった。カンパチの大好物アカイカを生きたままエサにするこの釣りは、時として爆発的な釣果を叩き出す。泳がせだけでなくコマセ五目釣りもOK!今年も好調だ!
更新: 2019-06-24 12:00:00

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
つり丸船宿一覧
つり丸定期購読