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コマセシャクリ釣りで狙う大型美味ハナダイ好調!【外房・飯岡沖】

コマセシャクリ釣りで狙う大型美味ハナダイ好調!【外房・飯岡沖】

良型ハナダイを釣りたいなら、飯岡沖がオススメだ。飯岡沖の数ある人工魚礁に居着いている30〜40㎝の大型ハナダイばかりを狙って釣れるからだ。

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タナとシャクリ方さえあえば、クーラー満タンも簡単!

飯岡港の遊漁船の出船は早い。晴れた日はきれいな日の出が見られる。

平川耕三さんは堂々の竿頭! 

「隆正丸」の大常連でこの釣りのエキスパートである新座市の平川耕三さんは朝いちから良型オンリーキャッチで絶好調! なんと81歳で手持ち竿で竿頭!!

このサイズなら10枚も釣れば御の字だ。

思わず笑みがこぼれる。

バリアフリーの船は大型でビギナーも安心。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・飯岡「隆正丸」。

外房飯岡沖のハナダイが好調だ。なんといってもこのハナダイの魅力は大きさ。デコダイといわれるジャンボサイズばかりを釣ることができる。
「うちはアミコマセを使ったカラーバリ仕掛けのシャクリ釣りをメインとしてます。タナとシャクリ方さえあえば、クーラー満タンも簡単ですよ」とは、飯岡港「隆正丸」の芳野義之船長。
ポイントは飯岡港から約1時間の水深30m前後の人工魚礁周り。エビエサの胴付き仕掛けで釣る個体とは食性も異なり、このコマセ釣りがもっとも有効な釣り方だという。
「魚の活性に合わせてタナを上へ上へもっていくことが大事ですよ。釣れないからといって底付近ばかり狙っていては、良型ハナダイはヒットしませんよ」と、芳野船長は話す。
人工魚礁周りにはさまざまな魚たちが生息するので、各魚礁ごとに五目釣りができるのもうれしい。お土産には困ることはない。
「シャクリ釣りですからね。誘い方が大事です。そしてなによりも、まずはコマセカゴの穴調整です。コマセの出し過ぎはNG。下部は全閉め、上窓を2分の1から3分の1開けるぐらいに調整してください」と船長は言う。
ちょっとしたコツさえ掴めば、入れ食いもできる飯岡沖のハナダイ釣り。ぜひ、挑戦していただきたい。

タックルは操作性のよいゲームロッドがベター

ゲームロッドで快感ファイトを満喫する!!

船宿仕掛けはカラーバリ仕掛けが定番。エサ付けしなくてもこの空バリのみで釣る人は釣る。テクニカルな釣りでもある。

ハナダイのコマセシャクリ釣法が確立してからだいぶ時間が経過しているが、一昔前は、シャクリ動作を頻繁に行うことから、竿先が固めのロッドが主流であった。近年の釣り具の進化により、より軽く丈夫なものが安価で販売されている。これを十分活用することをすすめたい。
ビシは船宿指定のプラビシのFLタイプの60号を使う。このビシを操作可能であれば、さまざまなLT用やゲームロッドを使うことができる。具体的には、長さ2m前後の7対3調子、もしくは8対2調子のLT、またはゲームロッドでよい。
リールは、小型電動、または手巻きタイプでも十分だがドラグ性能がよいものを選択しよう。道糸はPE2〜3号200mほどあればよいだろう。
アタリダナは道糸のマーカーで見つけることとなるので、道糸の先端は、きちんと水深が道糸のマーカーで判断できるように道糸の先端のカラーがきっちりと10mあるかどうか、確認しておくことが必要だ。
先端部の道糸のカラーが途中で切れてしまっていたら、そのカラーの部分はカットしておこう。

コマセの出しすぎは厳禁。 ビシの上窓調整をしっかりと!

プラビシはFLサイズの60号を使用。1回のタナシャクリなら少なくともこれくらいはコマセが残るように上窓の穴の大きさを調整する。コマセのまき過ぎはよくない。

ハナダイのシャクリ釣りでもっとも重要なことのひとつにアミコマセの振り出し量の調整がある。
プラビシの上下の穴を調整することで、コマセの振り出し量を変えることが可能だ。
基本は下窓は全閉。上窓は2分の1〜3分の1ほど開けること。この細かい穴調整でコマセの振り出し量がかなり違う。
この理由からかならず上窓調整が簡単にできるものを使うことが大事だ。上窓が動かないものの使用はこのシャクリ釣りでは避けたい。

空バリオンリーとエサ付きでシャクリ方を変える。エサ付きのシャクリはアタリダナ攻めに。強いアワセは不要

入れ食いになることもザラ。この釣りは五目釣りで楽しめる。

イナダにハナダイ、ハナダイと3匹同時ヒットしてきた。この調子で釣ればあっと言う間に中型クーラーは満タンになるという。

さて、釣り方だが、その名の通りシャクリ釣りだ。シャクリ方で釣果に差が出るのは明確だ。
まずは空バリオンリーとエサ付きとではシャクリ方が異なることを理解しておこう。
空バリのシャクリ、これがシャクリの基本となる。それは、まず底付近までビシを落とし、すばやく2〜3m根掛かりを避けるためリールを巻き取る。ここからシャクリ動作の開始だ。
時計でいうと竿先を7時まで下げたら9時まで、竿を持ち上げるように「すぅ〜っと」シャクリあげる。
そして9時で竿の動きをピタっと止める。その時間は2〜5秒ほど。
その後、7時に竿先をもどすときにリールを下げた分だけ巻く。通常、リール1回転につき50㎝〜70㎝の巻上げ量なので1回転から2回転巻きながら下げる。
その後は、この動作の繰り返し。これを「スっ、スっ、スっ、スっ」とリズミカルにできればベスト。
とはいうものの、シャクリ釣りの経験がないとなかなかリズミカルなシャクリは難しいだろうが、そこは周りの釣り人を見回して、上手なベテランアングラーの動作を見てまねるよいだろう。
9時の止めの時間は魚の活性にあわせて調整するとよい。食いがよいときは時間を短く、渋いときは長くをベースにしよう。
だいたい、ポイントの水深の半分くらいまでシャクリあげたら、再び、底ダチをとりなおし、このシャクリ動作を行う。2往復したら回収してコマセの入れ替えを行う。
コマセの穴調整だが、この2往復の間にちょうどコマセがなくなるくらいがベストと覚えておこう。
さて、エサ付きのシャクリ方だが、これから水温が下がる季節に有効なことが多いのでぜひ覚えておきたい。
とはいっても前述の空バリのシャクリ動作とほとんど同じ。時計でいう9時の止めの時間を10秒前後に長めにとるのがそれだ。
さらに、タナを事前に船長からアナウンスされたり、アタリダナが分かったときは、その周辺を重点的に誘うとよい。
たとえば、水深30mの人工魚礁でアタリダナが水深15mの場合、水深20mまでビシを落としそこからシャクリ動作を開始する。15mまでシャクリあげたら、しばらくそのタナでアタリを待つ。30秒〜1分ほど待ってアタリがなければ、再びタナを取り直すか、一度回収しコマセを入れ替える。
アタリは意外と小さいことが多い。アタリがあってもシャクリ動作をし続けよう。この動作はアワセ動作もかねるのだ。
エサ付きでは、基本は向こうアワセでよい。グググーっと竿が絞りこまれたら、ゆっくりと聞きあげてテンションを保ったままリールを巻き始める。
ヒットしてから5mほどゆっくり巻いていると、魚が暴れてコマセがビシからこぼれ出て追い食いすることが多い。このことを意識して巻き上げるとグっと釣果アップする。

以上の記事は「つり丸」2018年2月1日号の掲載情報です。

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