駆け引きに勝利すれば、カンカンカン! と金属的な激しい引きは健在、型が良くなった分「バレるなよ!」のスリルは増し増し


カンカンカン! と金属的な強い引き。これが釣り人を熱くさせるのだ。

寒い時期はキモがパンパン! 刺身のキモあえもいいし、煮付けもキモが美味い!

アタリは多い! 寒さに負けず好調シーズンを満喫しよう。

一荷も! 例年よりも数釣りシーズンが長く続いている。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・久比里「巳之助丸」。

「釣り場は状況によって久里浜沖や下浦沖もやります。さすがに冬場に入って秋口のような60、70っていう釣果は出なくなりましたが、良型が多くなって40匹台は出ていますから、期待してもらっていいと思いますよ」とはカワハギ乗合担当の臼井浩喜船長だ。
冬場に入りアタリは小さくなり、より繊細さが求められる。アタリもなくエサを取られる〝ツルテン〟の回数も増えてくるが、これがまた面白い。なんとかアタリを出そうと試行錯誤で熱く夢中になる。駆け引きに勝利すればおなじみのカンカンカン! と金属的な強い引きは健在、いや型が良くなった分「バレるなよ!」のスリルは増し増しだ。
例年厳冬期に入ると食い渋るが、12月下旬でも水深30m前後で食っており、今季はまだまだ数釣りが楽しめそう。寒さに負けず好調シーズンをしっかり楽しみ尽くしたい。
以上の記事は「つり丸」2018年2月1日号の掲載情報です。
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繊細なアタリを取って掛けた1枚は、嬉しさも格別。