年が明けると産卵に行っていた個体が戻り始めるので、上向いて来るはず。そうなれば、数もサイズも期待できる!


パパのシーバスを息子さんが無事ランディング! 釣りを通して親子の絆も深まる。冬休みの最高の思い出だ。

10年前にシーバス初挑戦で80㎝オーバーを釣り上げて以来、すっかりこの釣りのトリコとなったというメキシコからのアングラー。

風が吹きやすいこの時期でも出船率が高いのが嬉しい。オープンエリアを攻めているときは、前方にキャストして広範囲を探ろう。

年明け以降は、産卵を終えた個体が徐々に戻って来る。そうなると、いよいよ本格シーズンだ。荒食いにも期待!

12月下旬の取材はフッコサイズが中心。だが、引きは元気いっぱいで強い!

ちょうど年末年始の頃は、大型個体は産卵に絡んでくる。ヒットするのは産卵しない個体が中心だ。

ベイトタックルを基準に、用意できればスピニングタックルも。

この釣りは、フォールのアタリをいかに取れるか、がカギ。フォールのアタリを出すために、上げでジグをアピールするのがコツ。

ジグは60、80gがメイン。カラーはゴールドベースとシルバーベース、そしてオールピンクは必携。まさにお手本のようなボックスだ。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・横浜新山下「渡辺釣船店」。
手軽にチャレンジできて大きな魚が釣れて、しかも楽しい! となれば、シーバスゲームの人気が出ないわけがない。船上は週末や休日ならずとも、多くのアングラーで大賑わいだ。取材は昨年12月末。
「ちょうど今は産卵期なので、産卵にからむ大型や中型は産卵エリアに移動してしまっているんです。また、シーズンが始まったばかりということで、群れも固まっていないんですよ…。かなり厳しいときに来てしまいましたね」とは、「渡辺釣船店」のシーバスルアー船担当の金子大士船長。
金子船長はマメにポイントを回ってくれるが、その言葉通りフッコサイズが中心でヒットもまばら…。
「ただ、年が明けると産卵に行っていた個体が戻り始めますので、ちょうど本が発売される頃には上向いて来ると思いますよ。そうなると、数もサイズも期待できます!」
さあ、準備はOKですか? 防寒対策を万全にして出掛けよう!
以上の記事は「つり丸」2018年2月1日号の掲載情報です。
雑誌つり丸(マガジン・マガジン)を販売中!割引雑誌、プレゼント付雑誌、定期購読、バックナンバー、学割雑誌、シニア割雑誌などお得な雑誌情報満載!
冬休みとあって、親子連れの姿も。この日は激渋だったため残念ながら子供さんのキャッチはならかなかったが、基本テクニックはジグを落として巻くだけとカンタンなので、子供や女性も手軽に楽しめるのがこの釣りの大きな魅力。