出れば、大体5㎏級は上がっている。一番いい日は8人で78枚というときも!


今シーズンでもっとも食いが悪い日並みになってしまったが、諦めずにやって最後の最後に当日最大をゲットした藤井洋子さん。

ポイントは岩船沖5〜10mの超浅場がメイン。

長野正嗣さんは2投で2枚ゲット。このままショータイムの始まりか、と誰もが期待するが、どういうわけか、このあとふるわなかった。

多くの場所は水深5m前後。起伏の激しい岩場が多く、イワシの反応があると食いが一気に上がる。

大型ヒラメか? と思わせる引きで上がってきたのはスズキだった。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・御宿岩和田港「広丸」。

今シーズンのヒラメは各地で絶好調の釣果が続いているが、ここ外房・御宿〜岩船沖はこの時期の要注目ポイントだ。
「イワシの回遊」
この時期になるとよく耳にするが、これが良型ヒラメのキーワードとなる。「今シーズンは、イワシの回遊が早いよね。だからずっといいサイズが釣れていますよ」
こう話すのは、御宿岩和田港「広丸」の青柳邦廣船長。
この時期、沖からイワシの群れが岸寄りに入ってくる。これを追って大型ヒラメも大挙してやってくる。これを待ちかまえる、というのがこの時期の釣りで、とにかくサイズが良いのが特徴だ。
「出れば、だいたい5㎏級は上がっていますよ。一番いい日は8人で78枚というときもありました」
サイズは小型はほとんどまじらず、小さくてもキロオーバーというから、 〝小型の数釣り〟に飽きた人も満足できるだろう。
取材日は潮具合が悪く、イワシの反応も少なかったことから、シーズンで最低とも言える釣果となってしまったが、その後は復調。
「岩船沖は浅いけど大型が食います。水深5mのところでは大型が一発できますよ」
大型狙いならココだ!
以上の記事は「つり丸」2013年2月15日号の掲載情報です。
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まだまだ厳しい寒さが続くけど、朝日を眺めると元気になるぞ。