大型シイラが背鰭を出して何十メートルも離れた場所から、ルアー目掛けてもの凄い勢いですっ飛んで行くシーンは興奮モノ


サメ付きナブラがあり「キハダチャンスか!?」と思われたが、シイラしかいなかった…。だが、一発で食わせるテクニックは見事。

船縁まで追尾し、真下で食った!

水温が高くシイラは元気一杯! ボンボン跳ねる!!

大型シイラに絶大な効果を発揮する「ボラドール」で!

この日は「ボラドール」や「アトゥーラ」、「マヒジャーク」などのシンキング系が強かった。今後は「マヒボックス」や「マヒペン」などトップもおもしろい(ルアーはすべてマングローブスタジオ)。

ロッドはブラックヘラクレスBKH-662S」と「663S」(マングローブスタジオ)。リールはステラ(シマノ)の5000~6000クラス。ラインはPE1.5~2号。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・長井荒崎港「丸伊丸」。
今期は例年になく早いスタートを切った相模湾のシイラが、7月下旬になって黒潮の分流が流れ込み、新しい大型の群れが入ってさらにヒートアップ! 写真のような、ヒットすればなんと9割がメーター20前後というビッグサイズのオンパレードとなっている。
そんな大型シイラが、背鰭を出して何十メートルも離れた場所からルアー目掛けてもの凄い勢いですっ飛んで行くシーンは興奮モノ。大きな水飛沫を上げてルアーにバイトすると、ガンガン頭を振って抵抗し、そしてド派手なジャンプの連続! そうかと思えば、今度は一気に数十メートルも潜って水圧を味方につけ、トルクのある引きで抵抗して持久戦となる。
「つい数日前までは魚はパヤオやブイにしか着いていなくて、かなり難しくてそれはそれで面白かったのですが、ようやく黒潮系の28度台の潮と一緒に大きな群れが入ってきたようですね。本来のシイラ釣りらしくなってきましたよ」とは、長井荒崎港「丸伊丸」の鈴木孝幸船長。
キハダに湧く相模湾だが、シイラには繊細でテクニカルなゲームとしての面白さがある。メーター50オーバーも目撃されているので、タックルやラインシステムは万全の態勢で臨みたい。もちろん、キハダの用意もお忘れなく!
以上の記事は「つり丸」2012年9月1日号の掲載情報です。
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メーター20クラスのデコッパチ! 7月下旬になり、このサイズが相模湾に入ってきた!