最初こそ2杯、3杯掛けだったが、次第に5杯、7杯と多点掛けのラッシュに!


ポイントは1時間半ほど走るが、群れが濃いぞ!

朝イチはスルメも。大サバも多かったが日中はサバが消え釣りやすくなった。

ひとたびヤリイカが釣れだすと、ほぼダブル以上で乗っていった。

中だるみタイムもあったが、良型含め入れ乗りタイムも堪能できた。

中盤から後半に掛けては5杯掛け、7杯掛けなどで一気に数が伸びた。

あっという間にオケがうまっていった。

水深は150〜180m ほど。少しずつ水深が落ちていくヘリを狙っている。

プラヅノは11cmメインで。カンナはダブルでもOKだ。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・飯岡港「太幸丸」。

外房・飯岡沖のヤリイカが1月下旬に急きょ釣れだし、連日好釣果をあげている。開始早々からトップ50杯以上を記録し、安定感抜群の釣りが展開されている。
ポイントである片貝海溝は、深海から一気に浅みに掛け上がっており、そのヘリにヤリイカたちが大挙してやってくるのだ。
飯岡港「太幸丸」の初出船となった1月31日は、10隻近い船がポイントに集結。開始直後は、スルメがポツポツ乗り、ヤリイカはなかなか顔を出さなかったが、3流し目から一気にスイッチが入った。水深150mほどから流し始め、180mほどまで少しずつ深くなっていくが、ここからほぼ乗りっぱなしに。最初こそ2杯、3杯掛けだったのが、次第に5杯、7杯と多点掛けのラッシュに。サイズは小型主体ながら、これだけ乗れば乗り味も十分。電動がいい感じでうなり声をあげる。
「例年通りのスタートですね。今日は反応がなくなってもずっと乗っていましたね。イカの群れも多そうです」と実川浩司船長。
前半はほぼベタ底で乗っていたが、後半は上のツノにも乗るようになって、一気に数が伸びていった。この水深なら、1杯ずつではもったいない。最初の1杯が乗ったら、誘いを入れて追い乗りを待つのが釣果を伸ばすコツ。
「まだ始まったばかり。今年はかなり面白そうですよ」と船長。さあ、いよいよヤリイカシーズン全開だ。
以上の記事は「つり丸」2013年3月1日号の掲載情報です。
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「太幸丸」の初出船となったこの日、順調に乗ってみなさん40杯以上の釣果を得た。サイズは小型が多く今後に期待を持たせてくれた。