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浅場でカカリ釣りの夜ヤリイカ開幕中【駿河湾・大瀬崎沖】

浅場でカカリ釣りの夜ヤリイカ開幕中【駿河湾・大瀬崎沖】

駿河湾奥の沼津沖周辺はヤリイカシーズンまっただなか。日中は大瀬沖、「魚磯丸」に乗船すると久料からは約15分ほどの水深150〜200mで良型ヤリイカが乗る。比較されるのが駿河湾中央部の石花海だが、サイズは引け劣らず大型で10杯も釣れば十分だ。

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釣り方色々。ライト、メタルスッテ、エサ巻き餌木…昼は真沖でお気軽釣行も可能

コマセヅノの浮きスッテに大型が乗った。

きちんと誘えばこの通り。

乗りがよいとこんな良型が入れ乗りになるという。

プラヅノに大型が乗った。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・沼津久料「魚磯丸」。

沼津沖の冬の夜は、沿岸のあちこちで煌々と船の灯りが目に入ってくる。ぷかぷかと浮かぶ船は、何を狙っているのだろうか。おもに、狩野川河口周辺はタチウオ。西伊豆の玄関にあたる大瀬崎周辺はヤリイカだ。
後者のヤリイカ釣りは毎年年末から3月いっぱいまでのここ周辺の風物詩。なぜなら、大瀬崎前に産卵のため、ヤリイカたちが大挙して集結するからだ。
「いつもの定位置にアンカーを打ちます。陸が目前ですが急深で水深は30〜70mほどあります」とは、久料「魚磯丸」の久保田清船長。
今期の夜ヤリイカの開幕は年末。釣果に日ムラがあるが、イカの元気がよいときは、50杯〜70杯キャッチもザラだという。
「釣り方はさまざまです。オモリは60号を基本にして、ライトからメタルスッテ、エサ巻き餌木仕掛けなど好みの釣り方で楽しんでもらってます」と船長は話す。
また、昼の真沖のヤリイカも楽しめる。駿河湾の日中釣りというと沖の石花海が有名だが、沼津沖大瀬崎の真沖水深150〜200mで大型ヤリイカが釣れる。沖が強風でもここ駿河湾の再奥部は、風が弱く波静かなことがほとんで、出船率がかなり高い。だから、気軽に日中ヤリイカ釣りを楽しめるのだ。ポイントまではなんと港から約15分ほど。昼夜ともにヤリイカ釣り三昧も可能だ。

夜は釣り方はお好みで。プラヅノとエサ巻きはオモリ60号

エサ巻き餌木のエサはトリのササミの塩漬け。このポイントでサメの身よりも安定してイカが乗るという。

通常はこのプラヅノと浮きスッテのミックス仕掛けがベター。

長竿と短竿を持ち込めば、2本竿出しオーケーという。

夜釣りは大瀬崎前でカカリ釣りを行う。水深は30〜40mと浅く、夜がふけるにつれて、イカはボトム付近から中層に浮いてくるのでさらにタナは浅くなっていく。
これらの理由から仕掛けは、11㎝プラヅノ仕掛けやエサ巻き餌木の胴付き仕掛けとオモリ60号がベースとなる。
さらに、西日本で大ブレイク中のメタルスッテ釣法が楽しめる。
「長い竿と短い竿を用意すれば、2本竿出しもいいですよ」とは、久保田清船長の言葉。とくに釣り方の指定はなく、周りに迷惑がかからないことが前提であるが、好みの釣り方で楽しんでよいというのだ。
「日によって、プラヅノしか乗らなかったり、エサ巻き餌木しか乗らないなどということがありますから、両方を準備してくるとよいですね」と久保田船長が言うように、通常のヤリイカヅノ仕掛けのほか、エサ巻き餌木仕掛けを準備するとよい。
エサ巻き餌木に使うのはトリのササミの塩漬け。ここでは、サメの切り身よりササミのほうが安定して乗るという。

タナは開始早々はベタ底、少しずつ中層へ。メタルスッテは10〜15号がメイン

昼間のポイントは港から約15分の大瀬崎〜久料沖。

近場の日中ヤリイカ仕掛けも釣り方も石花海とほぼ同じ。11㎝ダブルカンナヅノでボトム付近を重点に誘う。

目前に陸、大瀬崎。こんなところでヤリイカが釣れる。船は2つのアンカーを打って固定される。

夜釣りのタナはベタ底にこだわるのはあまりよくない。
ヤリイカは周りから船の灯りに集まった小魚を求め回遊してくる。ベイトが中層に集まれば、イカも中層に回遊する。そのときのアタリダナをいち早く見極めることに徹しよう。
活性が高いときは高ダナ、低いときは底付近がタナであることが多い。
タナを探るならプラヅノ仕掛けが有利。基本は水深の半分くらいまで探ること。
エサ巻き餌木は、底からオモリを3mあげて置き竿で待つ。なぜなら、船が風などにより向きが少し変わると、一気に水深が変わることがある。つまり根掛かり防止のためだ。
メタルスッテ釣法で行う場合、メタルスッテは10号12号15号がメインとなる。
リーダーは2〜2.5号、メタルスッテから1m前後上に3〜4号の浮きスッテ、もしくは11㎝のプラヅノを枝スで付けるのが一般的だ。
釣り方は、狙ったタナでシャクっては止めるを繰り返す。タナはボトム付近をメインにヤリイカが中層に回遊したら、タナをあげるだけでよい。
活性が低い場合は、止めの時間を長くすることが大事。活性が高ければ、フォール中、もしくは着底、タナ取り直後のアタリが出る。どんな小さな変化でもアワセを入れるのがコツだ。

以上の記事は「つり丸」2018年2月15日号の掲載情報です。

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