中ダイを頭に船中7枚の釣果。このほかにはイナダやイサキなどのゲストもまじり、クーラーの中は華やかになった


この時期は浅場を狙う。ヒットすると横走りするので、引き味は最高だ!

これからの時期は青物のゲストが多くなる。

イサキは良型が多い。

これは7月18日に上がった3.8㎏。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・和田「美由丸」。
和田沖のコマセマダイは、梅雨明け頃から本格的なシーズンに入るのが例年のパターンだ。しかし今年はいつもとはちょっと違い、春から釣れ続けている。しかも、狙うポイントは港からすぐの水深22〜30mの超浅場。ビシダナはなんと海面下9mなんていう浅ダナだから驚きだ。
「マダイがヒットすると横っ走りしながら糸が出ていきます。だからハリスは太めの5号を使ってください。ハリはマダイの噛む力が強いので、太軸のヒラマサバリをすすめます」とは和田港「美由丸」の粕谷寛船長。
取材当日は沖から黒潮が入ってきた影響で、置き竿にしたビシが見えるほどの澄み潮。それでも、粕屋船長はていねいにポイントを流し、中ダイを頭に船中7枚の釣果。このほか、イナダやイサキなどのゲストもまじり、クーラーの中は華やかになった。
「うちはコマセダイが専門なんだけどね〜」と、釣果を見て粕谷船長は苦笑い。こういう日もあるからコマセダイはおもしろいのだ。
その後は潮が安定傾向。取材の翌々日には2.8㎏を筆頭に15枚の好釣果を記録。港前に優良なポイントを数多く持つ和田沖。これからは青物もまじって、コマセマダイがよりいっそうおもしろくなる!
以上の記事は「つり丸」2012年9月1日号の掲載情報です。
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取材当日は、このマダイが最大だった。しかし、南房総海域は大型マダイの実績が高い場所。今後も大ダイの期待が高い。