日によってバラツキがあるが、いい日は70匹を超える爆釣も!


サイズがいいと引き味も抜群。

こちらも良型。

この時期は、とにかく誘うことが大事!

この時期は脂を蓄えて美味しい。

これはマコガレイ。

当日は木更津沖水深20m前後を狙った。

今回、取材にご協力いただいたのは、深川「冨士見」。

その姿形の美しさから「海の貴婦人」とも呼ばれるシロギス。名前には「白」が付くが、釣れたてのシロギスはパールに輝く美しい色彩を放つ。まさに貴婦人の名に相応しい。
しかしその引きの強さは貴婦人とはほど遠く、釣り人を存分に楽しませる。東京湾では夏の数釣りがシロギスのベストシーズンと思われがちだが、じつは冬にかけて身体にしっかりと脂肪を蓄えてサイズの大きくなった分だけパワフルさも増し、違った楽しさを釣り人に見せてくれる。
今シーズンの東京湾の状況について深川「冨士見」の斎藤正雄船長に話を聞いてみた。
「今年は少しおかしいよ。いつもならこの時期には水深30〜40mと深場に移動しているはずなんだけど、今年は全然そこでは型を見られない。今釣れているのは木更津沖の水深20mあたり。数も日によってバラツキがあるけど、いい日は70匹を超える爆釣もある。しかもサイズは冬のそれだから楽しいよ。良いんだか悪いんだか分からないんだよな…」
1月中旬の釣行当日は数こそ爆釣の日には当たらなかったが、サイズは「冬の貴婦人」そのもの。ピンギスと呼ばれる小型のものはほとんどまじらず。存分にパワフルなやり取りを楽しむことができた!
以上の記事は「つり丸」2018年2月15日号の掲載情報です。
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厳寒期のシロギスは良型がそろう。