サビキ仕掛けオンリーで、群れに当たるとサビキの数だけメバルが掛かる。アイナメも好釣果、こちらもトップ10本以上


常連の大杉孝之さんは約2時間でこのとおり。

「大海丸」では、前半メバル釣り、後半アイナメ狙いのリレー形式をとっている。

メバルは大型ではないが、一番食べごろサイズがそろった。

生きエサに「銀兵(ぎんぺい)」を使用。ウグイだが、天然のものとは異なりよく泳ぐ。

当たりバケはさまざまだが、左の黒毛が入ったものが仙台湾では安定した釣果を出している。

付けエサの定番は、冷凍のコウナゴとシラウオ。

今回、取材にご協力いただいたのは、宮城・亘理「大海丸」。
「人工魚礁に群れるメバルを狙ってます。いつもみたいな真っ赤な反応ではないんですが、それでも入れ食いです。魚は浮く傾向なので高ダナを攻めてみてください」とは、亘理「大海丸」の山川大海船長。
亘理沖では、サビキ仕掛けオンリーで、群れに当たるとサビキの数だけメバルが掛かってくる、地元では「満貫」と呼ばれる状態がソレだ。
午前6時半に港を出て、釣り場まで約40分、実釣約1時間足らずでトップの釣り人は一束超え。しかも亘理沖はサイズがよいのが魅力。
十分すぎるお土産を得たところで、ポイントを変えて、小突き釣りでアイナメ狙い。連日、好釣果が上がっていて、こちらもトップ10本以上。
震災から1年が経過して、ようやくいつもの豊穣な海がもどってきた。港内に復興市場が設けられ、土日は大盛況という。この機会にぜひ、東北支援のためにも、お出かけいただきたい。
以上の記事は「つり丸」2012年3月15日号の掲載情報です。
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