海の色に映える赤い魚体、そして広げたヒレの緑と青のコントラストは、芸術品といってもいいほどの美しさ


ポイントは航程1時間ほどの飯岡沖。

想像以上の引きを見せて、楽しませてくれるぞ!

しっかりアワせたほうがバラシが少ないようだ。

イナダにショウイフグが一荷で。

胴付きサビキにサバエサを併用する。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・飯岡港「龍鳳丸」。

3年ほど前に新たに飯岡の看板釣りものとして加わったホウボウ。
ヒラメやハナダイ釣りなどでは定番ゲストだが、飯岡沖ではその魚影の濃さと型の良さから、ついに看板釣りものにまで昇格したのだ。いきなりエサに飛びついてくるそのアタリは突然明確に訪れて、実に楽しい。
そして巻き上げの最中の引きも強く、その充実感が満喫できる。あえてたとえるとしたら、タチウオの本アタリと引きをちょっとお上品にした感じといえばその楽しさが伝わるだろうか。飯岡のホウボウ釣りでは、これを存分に味わうことができるのだ。
また、海面下を泳ぐホウボウは、いきなり抜きあげないで、しばし鑑賞していただきたい。海の色に映える赤い魚体、そして広げたヒレの緑と青のコントラストは、芸術品といってもいいほどの美しさだ。
食味もよく、釣った感が満喫できる飯岡のホウボウ。例年通りなら、そのピークは3月だ。要注目!
以上の記事は「つり丸」2012年3月15日号の掲載情報です。
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まだ始まったばかりで大釣りとまではいかないが、良型主体に食ってきた。今後、乗っ込みに入れば浅場でウハウハだ。