ベテランから初心者まで多くの釣り人が楽しめるビシアジ


ポイントは港からすぐ近くの走水沖。

ポイントは港からすぐ近くの走水沖。

正確なタナ取りとコマセワークが大事だ。

このところ25〜30㎝のサイズが多く、トップは30匹以上の日もある。

中小型でもとても美味しい。

仕掛けはハリス2号、ビシは潮の速さによって150〜180号を使用。

潮が速い時は激流のように流れる走水沖。そのようなときは、写真のように道糸が横になって海中に入る。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・走水港「広川丸」。
「春アジは甘みがあって香りがいいことです。つまりカツオと同じで、上りガツオの脂は下りに比べると少なめですが、旨味がありますよね。それと同じです」と話すのは、走水港「広川丸」スタッフで仲乗りを務める安田隆史さん。安田さんが言うように、これからの時期に釣れる春のアジは、味わい深いのが特徴なのだ。
だが、春は水温が不安定な時期。それだけに、昨日は大釣りだったが今日は渋いという日もある。つまり、その日によってアジの活性が急に変わり、釣りが難しくなることもしばしばある時期なのだ。
そんな春アジを楽しむために安田さんは次のようなアドバイスをしている。「この時期のアジ釣りを楽しむには潮時表を見て釣行するといいですね。手軽にアジを釣りたい人は、潮が緩く、それでいて釣っている時間帯に潮止まりが一回ある日がいいですね。逆にベテラン好みの釣りを楽しみたいなら、速潮の日がおもしろいですよ。底から10m上のタナで思わぬ大物が入れ食いになることもあります。かと思えば群れが1m幅と薄く底にへばりつき、シビアなタナを見つけた人が一人勝ちという日もあります」
ベテランから初心者まで多くの釣り人が楽しめるビシアジ。春の走水沖を楽しみに出かけてみよう!
以上の記事は「つり丸」2012年3月15日号の掲載情報です。
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思わずニンマリ。