乗りのほとんどは、着底後の1シャクリするかしないかでやってくる。ここからさらに誘えば、4杯、5杯とズッシリとした重量感


広範囲に広がるイカ釣り船団。最盛期になれば、漁船、遊漁船問わずそれこそ無数の船が集まる。

4杯、5杯掛けは当たり前。この時期に入門するのもいい。

乗り出したら手返しよくやろう。勝浦沖は流しっぱなしなので、焦らずできる。

この日は、前半は小型が多かったが、後半から大型が乗りっぱなしになった。

水深は240mほどの深場でスタート。最浅で80mほどまでに。

赤白の布巻ウキスッテはこのエリアで 〝効く〟。

プラヅノは11cm5〜7本を基本に、14cmの用意も。
春の声を聞くとイカファンがやきもきし出す。
「勝浦はそろそろか?」
ヤリイカが釣れるポイントは数あれど、勝浦沖の開幕を待ちわびるファンの声は、他エリア以上にたくさん聞こえてくる。それもそのはず、とにかくここ勝浦沖のヤリイカはハンパないスケールなのだ。
サイズ、数ともに申し分なし。50㎝といった大型の束釣りも珍しくない。見渡す限りのイカ釣り船の大船団。初めてやって50杯以上の大釣りだって不可能じゃない。大きな注目を浴びるのにはそれなりのワケがあるのだ。
この日は、早朝フラッシャーサビキで1時間余りサバ釣りをしたあとに、ヤリイカのポイントへ。水深160〜170mほどでスタートするが、釣れてくるのが20㎝ほどの小型ばかり。それでも5杯掛けなどもあってそれなりに釣れるのだが…。
イカ釣り場としてはもっとも深い240mダチへ。このポイントが大正解で、いきなり大型のラッシュ。少しずつ浅みに船が流れていくが、落とせば乗る、の入れ乗り状態。
乗りのほとんどは、着底後の1シャクリするかしないかでやってくる。ここからさらに誘えば、4杯、5杯とズッシリとした重量感がやってくる。
今年も大いに期待できそうだ!
以上の記事は「つり丸」2012年4月1日号の掲載情報です。
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〝勝浦サイズ〟といえばこんな良型を言う。