試し釣りでイシ&マコガレイを10枚以上釣る人も出た! あとは天候が安定して海が穏やかになるのを待つばかり


小型集魚灯を付けたのがよかったのか…良型マコガレイが上がった。

植田竜也船長も竿をだして感触を確かめる。と…いきなりイシガレイが釣れた!

イシガレイは背側に硬い石のような凸があるのが特徴。持ち帰るときにこの凸を削り取っておくと独特のニオイが弱まる。

水深は25mほど。オモリは40号で統一。

仕掛けは状況に応じて使い分けが必要。シンプル仕掛け、派手な仕掛けの2パターン用意しておくとよい。長さもウネリがある日は短い仕掛けはNG、自作なら90㎝前後が理想的だ。

エサはアオイソメとホッキ貝の切り身。ホッキ貝でカレイが釣れだすと本番だ。

一日中コヅキ釣りするので、軽量で先調子のロッドが扱いやすい。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島港「植田丸」。
例年ならとっくにカレイの好釣果も聞かれるころなのだが、今年は冬の間ヒラメやショウサイフグ、メバルなどが好調に釣れ続いていたためか、各船、カレイへの切り替えが遅れたようだ。そのため、カレイの試し釣りにはすでに出たものの、いまだにフグやヤリイカ、ヒラメなどに出船している船が多い。
しかし、3月も半ばを迎え、とうとうしびれをきらしたカレイファンが春を待ちかねて釣行を開始。鹿島港の「植田丸」でも、試し釣りでイシ&マコガレイを10枚以上釣る人も出て、あとは天候が安定して海が穏やかになるのを待つばかりといったところ。
「植田丸」の植田竜也船長も「カレイは海さえ穏やかなら間違いなく釣れます」と自信ありげ。ショウサイフグのカットウ釣りでもゲストで多い人は10枚ほど釣っているというから、今後が楽しみだ。これから6月ごろまで、型&数釣りが楽しめる。
以上の記事は「つり丸」2012年4月1日号の掲載情報です。
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朝一番にガツガツと力強いアタリで船中第1号、小型のイシガレイだった。