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試行錯誤しながらタチウオとの駆け引きを楽しもう【東京湾】

試行錯誤しながらタチウオとの駆け引きを楽しもう【東京湾】

今シーズンは例年になく早く開幕した東京湾のタチウオ。開幕直後はムラがあったが、7月に入ると状況は一転、好釣果を記録する日が続くようになった。ならばだ! 行くしかねぇだろっ!!

今シーズン開幕当初は、神出鬼没ぶりを見せていたタチウオだが、7月は好釣果が続き14日には多くの船がトップ60本以上!

清水希香さんは、当日最大の大型をゲット!

永井名人も、この日はタチウオ釣りを楽しんだ!

希香さんは苦戦気味だったが、良型をそろえた!

竿頭に輝いた常連さんはダントツで18本! ほかの釣り人は誰もツ抜けしなかった!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・久里浜「平作丸」。

今シーズンの東京湾のタチウオは、5月後半からルアーで釣れはじめ、6月に入るとエサ釣りでも釣果が記録されはじめ、例年になく早い開幕を迎えた。
今シーズンも開幕当初は安定せず、神出鬼没ぶりを見せていたが、7月に入ると好釣果の日が多くなり安定してきた。とくに7月14日には爆釣し、多くの船がトップ60本以上を記録。なかには束釣りに迫る釣果を叩き出す船宿もあった。
7月24日の時点で釣れているのは、第二海堡沖〜富津沖周辺。タナも浅く、おおむね海面下5〜20m。8月以降はどんな展開になるのか読めないが、今シーズンは魚影が濃そうなので期待できそうだ!
取材は7月の第二週に久里浜「平作丸」で敢行。当日は保田沖周辺でアタり、タナは海面下40〜140mと深かった。その後、釣り場は第二海堡沖〜富津沖に移り変わり、7月24日の時点におけるタナは海面下5〜20mぐらいと浅くなっている。
「平作丸」では、タナが浅くても深くてもLT(ライトタックル)で狙っている。ノーマルタックルに比べるとアタリが分かりやすく、誘いもおこないやすいので、タチウオとの駆け引きをよりいっそう楽しむことができる。
今シーズンは好調が続きそうな東京湾のタチウオ。この夏はLTを駆使して、タチウオとの駆け引きに熱くなろう!

夏場にタチウオを狙う多くの船宿が、ライトタックルで狙うのだ。エサはサバの切り身を使用

エサ付けは縫い刺しが基本。

オモリは30〜60号を使い分けている。

今回取材した久里浜「平作丸」もそうだが、夏場にタチウオを狙う多くの船宿がライトタックルで狙っている。
竿は使用オモリの号数に対応したライト用。調子は7対3〜8対2の先調子が誘いやすく、アタリもわかりやすい。長さは1.5〜2m。
ちなみに「平作丸」での使用オモリはタナの水深と潮の速さ(7月24日の時点)によって30、40、50、60号を使い分けている。
リールは手巻きの小型両軸でOKだが、急にタナが深くなることも想定して超小型電動も準備しておけば万全だ。道糸はPEラインの2号以下を200m以上は巻いておこう。
「平作丸」の北島秀司船長おすすめの仕掛けは、シンプルな1本バリでハリス6号、1.5m。チモトにはアクセサリー類は付けない。付けるなら夜光チューブやパイプなどを小さく(短く)付ける程度にする。
ハリはタチウオバリの1〜2号。エサを縫い刺しにする場合、ケン付きタイプがエサがズレにくいのでおすすめだ。
「平作丸」で用意してくれるエサはサバの切り身。北島船長がおすすめするエサ付け法は縫い刺し。サバの切り身をハリの軸に対して真っすぐに刺すのが大事だ。

小さなシャクリでタナを探りアタっても巻き続ける!

指示ダナの範囲を小刻みなシャクリで誘い探ろう。

指示ダナは「○m〜▲m」のように、幅のあるタナが出される。指示されたタナの下限まで仕掛けを落としてから、タナの上限まで誘い探るのが基本だ。
この時の誘いは、小さな幅でゆっくりとシャクりながら巻き上げてくる。その日によってアタリやすいシャクリ幅や巻き上げスピードがあるので、アタリが遠いときはいろいろ試してみよう。
アタリがあったら、リールを巻く手を止めず、そのまま巻き上げるようにする。このとき、誘い探っているときよりも巻き上げスピードを遅くするのがコツ。ここで巻き上げスピードを速くすると、タチウオがすぐにエサを離してしまうので注意しよう。
しばらくそのまま巻き続けていると勝手に掛かることが多い。また巻き続けている途中で強めのアタリが出たときは、その時点でアワせるようにする。
アタリがあって巻き続けている間に、タチウオがエサを離してしまうこともしばしばある。エサを離してしまったら、巻き上げを止めて、その場でサオをフワフワと上下に動かして誘ってやろう。エサが齧り取られていなければ、再びタチウオがアタックしてくることもある。
前述したようにアタってからもそのまま巻き上げる釣り方が近年では主流だが、状況次第ではこの釣り方ではフッキングしないこともある。そんなときは、誘う(巻き続ける)のを止めて、食い込むのを待ってみよう。なかなか食い込まないようなら、ここで誘い上げたりするなどして駆け引きしてみよう。
とにかくアタってからハリ掛かりするまでのプロセスがタチウオ釣りの魅力。この夏、熱い駆け引きを楽しもう!

以上の記事は「つり丸」2014年8月15日号の掲載情報です。

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