潮の状況によって洲崎沖、沖ノ瀬、城ヶ島沖を狙い分ける


ヤリイカは小さいアタリを見極める。そのためには、竿をシャクったら必ず竿を止めてアタリを見ること。

中小型サイズも多く、感覚的にはまだシーズン序盤という感じ。

朝方はサバの猛攻も。ブランコでは釣りにならないシーンも。

このサイズがいるうちはまだまだ安心だ。しっかりアタリを取って乗せたい。

日によってスルメも多くまじる。やはり仕掛けは各種揃えていきたい。

この日の最大は沖ノ瀬で。やはり沖のほうが大型が多いという。

水深は100~200mぐらいと、ポイントによって大きく異なる。
今シーズンのヤリイカは、2月下旬の時点ですでに広いエリアにわたって好調な乗りを見せているが、やっぱり気になるのは相模湾東部から東京湾口エリアなど近場の動向だろう。このエリアはうれしいことに、狙えるポイントが豊富にあって「ココはダメでもあっち」、「潮が速いからこっち」などと状況によって狙い分けられることが強みのひとつだ。
潮の状況によって洲崎沖、沖ノ瀬、城ヶ島沖を狙い分けるのが良い。日によって大型ばかりのことや小型の数釣り、スルメメインになったりと状況が変わる。さらに潮が澄んでサバも多くなっている。このようなさまざまな状況に対応できるかで釣果が変わってくる。
上達法は何よりも「状況対応力」だ。たとえば「ヤリイカ乗合」と書いてあったからといって、プラヅノ11㎝仕掛けのみを持参すればいいというのもではない。あらゆる状況に対応するには、14㎝、18㎝、さらには直結仕掛けも必要になる。
これからは沖(沖ノ瀬)で大型が多くなる。3月後半からはヤリイカオンリーになるので、釣りやすくなる。連休明けまでは楽しめる。
あらゆる状況を想定して、ヤリイカを乗せまくろう!
以上の記事は「つり丸」2013年3月15日号の掲載情報です。
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この日は水温が急上昇し、沖ノ瀬の潮が速く釣りにならず、城ヶ島沖へ移動。始めは小型がポツポツと乗っていたが、後半は良型も目立った。