今シーズンは水温がそれほど上がらず心配されたが、蓋を開けてみればほとんどが30㎝オーバーと良型主体の上々のスタート


「ダブル、トリプル狙うからね」の言葉どおり追い食いを成功。

丸々と太った魚たちとの再会を喜んだ。

キターッ! たまらん瞬間だ。

「思った以上に大きいのが多いね」

仕掛けはオリジナルがオススメ。ハリス1.5号。

秘伝の付けエサは、配られたらそのままバケツの中で解凍しよう。漬け液はそのままにしておこう。

ビシはFLサイズの60号。調整は下全閉、上は1/3ほど開ける。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・西川名港「竜一丸」。

本格的な春の訪れとともに南房で賑わいを見せるイサキ釣りだが、今年もまた順調に開幕を迎えることができた。
今シーズンは水温がそれほど上がらず心配されたが、蓋を開けてみればほとんどが30㎝オーバーと良型主体の上々のスタート。
「やっぱり最初の頃はコマセにも慣れていないし、水温も安定しないので釣果にムラが出ますが、いい型ばかりのまずまずのスタートを切れました」と、西川名港「竜一丸」の安西竜一船長。
この日は、真沖のやや深場のポイントからスタート。タナは50〜53m。指示ダナよりも3mビシを沈めて、コマセを振り出しながらタナにセット。この動作を数投繰り返した後、今シーズンの〝初物〟が顔を見せてくれた。それほど活性は高くないようだったが、良型ばかりがダブル、トリプルで掛かって一安心。魚探の反応はバッチリのようで、イサキはかなりいる模様だ。
「こんな反応ならバリバリ食い続けてもおかしくないよ」
バリバリとはいかなかったが、予想以上の食いにみな満足顔だ。
「まだ手つかずの場所ばかりなので、これからいろいろ探っていきますよ。近場で40㎝オーバーも釣れるので楽しみです」
以上の記事は「つり丸」2013年4月1日号の掲載情報です。
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シーズン初日となったこの日は口を使ってくれるか心配されたが、いざ蓋を開けてみれば、良型メインの食いにみな満足。