マダイがヒットすれば、2kg以上はザラ。ビギナーでも仕掛けさえ合っていれば、4kgオーバーのマダイも夢ではない


このサイズが当たり前に釣れるのが今期直江津沖の魅力。

ほぼ周年マダイ専門に狙う「第三いしなぎ」。ロッドキーパーは船に着いている。

体高があり脂をたっぷりと蓄えているマダイだ。

大ダイの強烈な突っ込みをロッド&リール、身体全体で受け止めてかわそう。

船長の合図で落とし込みをかけてたら、すぐにヒットした5.5㎏。

海面に浮上した美しい日本海のマダイ。

冬の荒波を乗り越えてきたマダイは勇敢な顔つきだ。

厳しい条件下でもこのとおり。魚影の濃さを証明する釣果だ。

今回、取材にご協力いただいたのは、新潟・有間川漁港「第三いしなぎ」。

上越・直江津沖のプレ乗っ込みマダイが最高釣を迎えている。マダイがヒットすれば、2kg以上はザラ。ビギナーでも仕掛けさえ合っていれば、4kgオーバーのマダイも夢ではない。マダイフリークにとっていてもたってもいられない釣れっぷりが連日展開中だ。
「直江津沖の人工魚礁に大ダイの群れがタイトに付いている感じです。プレ乗っ込みが始まってから、すでに1ヵ月以上が経過。魚もスレてきてるのかもしれない。でも、当たればみな大型。チャンスは継続中ですよ」とは、マダイ釣りを得意とする有間川漁港「第三いしなぎ」の岩佐健作船長。みずからマダイ釣りを試し、魚の動きを研究。ソナーをフル活用して、大ダイを確実に釣らせてくれる頼れるエキスパート船長の一人である。
直江津沖のプレ乗っ込みの後半戦の戦略としては、「重い仕掛けでハリスは長め」が有効なようだ。
取材日もけしてよい状況ではないものの、12人全員ヒットボウズなし。とくに変わった仕掛けを使っているわけではなく、船長の指示どおりの仕掛けを全員が使っていたのが印象深い。
この直江津沖のプレ乗っ込みは、4月いっぱい継続するかはわからない。だが、雪代の影響が少ない名立沖なら中型メインだが、数釣りが楽しめる。いずれにしても早めの釣行をオススメする。
以上の記事は「つり丸」2012年4月15日号の掲載情報です。
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冬の間荒れ狂う日本海もそろそろ穏やかに。凪ぎれば、湖のようだ。