西風に強いこの海域でナイスボディ良型イサキが桜の開花ともにシーズンイン! 爆釣を気軽に体感しよう!!


「嘉福丸」は少人数でも出船可能。ただ釣りしに行くのではなく、温泉や花見を楽しみながらののんびり釣行がオススメ。

追い食いさせて3匹ヒットするとなかなかの手ごたえを感じることができる。

キタキタキターッ!

イサキのサイズはまずまずなので半日で80ℓクーラーを満タンにすることもできる。この日のトップは70匹オーバー。

桜咲く河津の沖では、こんな大型のイサキが標準ターゲットだ。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・下田外浦港「嘉福丸」。
各地で開幕しているイサキだが、ここ南伊豆外浦沖のイサキは良型が爆釣中だ。ここでは一年を通してよくイサキが釣れる。それほど、場荒れなくイサキの魚影濃いのが特徴。とくに、この時期におすすめしたい理由は、早咲きで有名な河津桜の開花とともに、南伊豆周辺のイサキシーズンが本格的に開幕するからだ。
「例年ですと、河津沖の居つきのジャンボイサキが桜の開花と同時によく釣れるようになります。イサキもほどよく脂がのっていて食べておいしいですから。今季はというと2月中はあまりぱっとしなかったのですが、白浜沖などのイサキは絶好調なのでかなり楽しめると思いますよ。模様があれば、もちろんジャンボイサキも狙いますよ」とは、この海域のみでほぼ一年釣り通す下田外浦港「賀福丸」の糸賀健吾船長。
釣り方はオキアミコマセ釣り。コマセマダイ釣りと釣り方もタックルもほぼ同じだ。ハリス長6m、3本バリ仕掛けがここのイサキ釣りの特徴といえよう。
ポイントの水深は40〜50m。魚の活性が高いと浅いタナで誰にでも簡単に追い食いさせることができるので女性やビギナーにも大変おすすめ。
3月前半は河津桜の開花時期。お花見をかねてのイサキ祭りを楽しめる。
仕掛けはハリス3〜4号、3本バリ長さ6m

コマセはオキアミを使用する。

付けエサは小ぶりのオキアミがベター。

さて、仕掛けだが、ハリス3〜4号全長6mでハリ数は3本のものを使用する。南伊豆エリアではハリ数は3本までと決まっている。
ハリスの長さが6mというと、南房総や外房、東京湾などでイサキ釣りの経験がある人からすると、長く感じるだろう。それには、きちんと意味があるという。
「白浜沖周辺のイサキ釣り場はあまり潮の流れが速くないんですよ。そんなポイントなので、ハリスは短いとエサ取り魚にあっという間にエサが取られてしまいます。だから、ハリスは6mなんです。食いがよいとき4.5mでもいいですよ」と、糸賀船長はハリスの長さのからくりを説明してくれた。
以上の記事は「つり丸」2018年3月15日号の掲載情報です。
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