ビギナーでも20〜30匹くらい釣って帰るので十分楽しめるぞ


この抜き上げがキマルとメッチャ気持ち良い! ちなみに数を伸ばすコツは、アタリがあってもスグ巻きあげずに、少し泳がして追い食いを待つことだと船長は言う。

ダブルヒットも連発! 「ここのアジを食べたら病みつきになりますからね。今日もいろんな料理でいただきますよ」と常連さんが声を揃えた。

道糸はPE2号が標準。ビシ30号が背負える先調子ロッドと小型両軸リールで挑もう。

最近、通い出したという二人組は「ここは乗船時間が午前船より長いショート船(一日船より短い)なんで、じっくり攻めてお土産が期待できるのがポイントですね」とのこと。

厚さや幅など計算しつくされた輪ゴムクッションを使うのが「あい川丸」流のアジ釣り。

道糸を細くすることで、トータル的に道具が軽量となるLT。感度も抜群で、魚本来の力強い走りも体感できるとファンが多い。この日は6歳の女の子が挑戦。「私でも使えて、釣れて楽しかった」とピースサインで感想を答えてくれました。

エサは船長が配ってくれるアオイソメ。チョン掛けで、タラシは2〜3㎝に!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「あい川丸」。
「食べて本当に美味しい中アジ(25㎝前後)が中心かな。この時期特有の食い渋る日もありますが、ビギナーでも20〜30匹くらい釣って帰るので十分楽しめると思いますよ」とニッコリ顔で語ってくれたのは、年間を通してアジを狙う金沢八景「あい川丸」の相川和万船長だ。
初心者でもこれだけ釣って行く理由は明確とのこと。
「うちはLTでアジを狙っているからね。この特徴は、道具が軽いのでビギナーや女性、子供でも扱える。操作性が抜群でアタリも明確に出るので釣れるし、引き味も申し分ないからね」。
「あい川丸」が攻める水深は、年間を通して浅く、この時期でも30〜40mと攻めやすいのも嬉しいポイントだ。
釣り方は、海底から2mの基本のタナまでにコマセを2度程度振り出してアタリを待つだけ(詳しい解説は『船宿クロニクル』を)と非常にイージー。
「アタリが遠い時は、移動して釣れる場所へ案内しますので、安心して遊びに来て下さい」と船長。
型が揃ったメチャうまの金アジが簡単に釣れるなら行かなきゃ損。さっそく出掛けて、思う存分釣って、美味しくいただきましょう!!
以上の記事は「つり丸」2018年3月15日号の掲載情報です。
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