うまくオマツリをかいくぐればキンメダイ、ヤリイカの本命の型をコンスタントに見られた


キンメダイのタナが深くなるとヤリイカに移行。

深いところから巻き上げているときはワクワクする。

多点掛けは嬉しい。

取材者も本命を手にした。

この時期のヤリイカは大型主体の釣果が期待できる。

今や超高級魚のキンメダイ。とても美味しい魚だ。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・片貝旧港「二三丸」。
片貝沖の片貝海溝付近は古くからキンメダイの好漁場として知られる。しかし遠浅の九十九里沖がゆえに、ポイントまでは片道約2時間。せっかくここまで行くのだったら、キンメダイだけでなく、ほかにもお土産を作ろうというのが「二三丸」の小倉忠船長の発想。キンメダイのポイントから15分ほどのところにヤリイカの好漁場があるため、ならばヤリキンリレーにしてしまおうとなった。
「ヤリキン」リレーは2〜3月の2カ月限定。今年も2月4日に開幕を迎えた。
「昨年は片貝海溝の海底に落とされたかのように絶不調だったけど、今年はなんとか崖を駆け登っているよ。初日からキンメダイもヤリイカも型を見ていてまずまずじゃないかな?」と小倉船長。
期待に胸を膨らませて2月17日に片貝港へ向かった。残念ながらこの日は潮流が複雑に入り組んでオマツリに苦しんだ。しかし、うまくオマツリをかいくぐればキンメダイ、ヤリイカの本命の型をコンスタントに見られた。
釣るも良し、そして食べるも良しの珍しい組み合わせのリレー釣り。残り1カ月を存分に楽しみたい。
以上の記事は「つり丸」2018年3月15日号の掲載情報です。
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「二三丸」のキンメダイ、ヤリイカリレーは、朝のタナが低い時間帯にキンメダイを狙う。