「他のアジとは脂の乗りが違う」と言う釣り人も多く、刺身、塩焼き、唐揚げ、フライなど、どんな食べ方でも美味しい


当日は走水沖〜猿島沖を広範囲に狙った。

走水沖では良型がそろった。

魚が寄るまでは、手返しよく仕掛けを投入しなおしてコマセをまこう。

掛かりどころがよければ抜き上げよう。

今夜はこいつで一献。

船で配られるエサはアカタンだが、アオイソメなども準備しておけば万全。

コマセはイワシミンチ、ビシは130〜150号を使用。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・走水「政信丸」。

東京湾口で釣れるアジは、栄養豊富な海で育ち体高のある金色に光り輝く幅広な魚体が特徴だ。「他とは脂の乗りが違う」と言う釣り人も多く、刺身、塩焼き、唐揚げ、フライなど、どんな食べ方でも美味しい。独特な釣趣と合わせて食の面での楽しみも大きい人気のあるターゲットなのだ。
その美味しいアジを狙って走水港「政信丸」では、10名限定の予約乗合で出船している。3月中旬の時点では、走水沖〜猿島沖にかけてが好調。サイズは25〜30㎝が主体でトップ50匹以上も珍しくない。
今の時期、好調な日には入門者でも、それなりに数が釣れて楽しめるだろう。数を伸ばすには積極的に追い食いを狙っていきたい。アタリがきてもスグに巻き上げないこと。引きが一段と強くなり、重さが増してから巻き上げると、ダブル、トリプルで釣れ上がって釣果も良くなる。
陽気がよくなってきたので、仲間を誘って東京湾口の好調な美味しいアジを釣りに出よう!
以上の記事は「つり丸」2012年4月15日号の掲載情報です。
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猿島沖ではアタリが多く、一荷も多かった。