水深200mを越えるアカムツポイントでは群れに当たれば、比較的簡単に誰にでも釣れる


数釣りでは中型が多いがこのような40㎝オーバーがまじる。

ポイントには波崎と飯岡の遊漁船が船団になっていた。

群れに当たると3点掛けもある。だが、いつでもこうなるとは限らない。タルマセすぎはオマツリの原因になるので注意。

一荷ヒットもしばしば。

高活性時はアカムツは比較的高ダナのことが多い。上バリに掛かることも多い。

「ひろの丸」は小型船だが意外と船上は広い。釣り座スペースは十分だ。

常連さんはこのとおり、3点掛けを連発していた。

規定数の10匹を釣る人が連日続出中だった。

この魚体から分かるようにアカムツは遊泳力がある。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎「ひろの丸」。
激うま魚の代名詞となっているアカムツだが、今年も! あの犬吠埼沖で大ブレイク。
まだまだ、記憶に新しい昨年ゴールデンウイークのアカムツ大フィーバー。そう犬吠埼沖水深260m前後で起こった出来事だ。あまりにもよく釣れるので時間制限を設けたりして、早揚がりするほどだった。その同じポイントで今年も大ブレイク。いつまで続くか分からないが、釣れ続くまで各船ここで狙い続けるという。
「今期は中型が多くまじるのが特徴だね。アカムツの釣り方はカンネコ根と変わりませんよ」とは、アカムツ釣りを得意とする波崎港「ひろの丸」の廣野正船長。
水深200mを越えるアカムツポイントでは群れに当たれば、比較的簡単に誰にでも釣れる。そのことがこのポイントで昨年証明された。よりいっそう深場アカムツ釣りが身近になったのだ。
だが、人気に比例してオマツリは必至の状態。高切れ覚悟とはいいつつも、高い道糸や仕掛けをロストすることは、海にも釣り人自身にも痛手だ。
それを避ける策としては、道糸はPE4号を使うとよい。近年波崎沖では3号が主流といなっているが、深場では状況が異なるのだ。
犬吠埼沖のフィーバーが終了しても、今期は他のポイントを探ることになるので、まだまだ深場アカムツは狙える。そして、6月開幕のカンネコ根にリレーされ秋までアカムツ釣りを楽しめるだろう。
以上の記事は「つり丸」2018年4月1日号の掲載情報です。
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「このサイズのアカムツ1本あれば家族は大喜びですよ」