ほぼ毎回出船の度に2~3㎏級の良型が釣れていて、本場も真っ青の4~5㎏級のビッグサイズが釣れ上がることもそう珍しくはない


左右両舷に並んで釣るスタイル。投入は左右交互にひとりずつ行う。

こちらもグッドサイズ。アコウダイは鍋ネタにはもちろん、煮つけでも、焼いても刺身でもおいしい高級魚だ。

ハリ数は5~10本。「一之瀬丸」では、船べりに仕掛けを並べて投入するスタイルが一般的。

筆者も2.5㎏のグッドサイズをゲット。これなら食べ応えも十分だ!

マグネットの貸し出しがあるので、それに仕掛けを並べる。

このレギュラーサイズに加え、4~5㎏級のジャンボサイズがまじる日もある。東京湾からの出船で、こんなアコウが狙えるのは、大きな魅力だ。

エサはサバのタンザクが配られる。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「一之瀬丸」。

深場釣りの花形主役といえば、やはりキンメとアコウ。この二大スターを手軽に狙えるのが、金沢八景「一之瀬丸」の深場釣りだ。予約乗合制で先に予約した者がキンメ・ムツかアコウのどちらかにメインターゲットをリクエストでき(潮況により船宿で決める場合も)、目下はアコウが好調とのこと。
ここ数年相模湾ではイカやビシアジタックルで狙えるLTキンメ五目船も出ているが、「一之瀬丸」のそれはワンランクレベルアップ版。ヘビータックルの本格的な深場釣りへの入門編としても最適だ。
アコウ狙いの場合は道糸8号が800mほど必要だが、コマセキハダ用の電動タックルがそのまま流用出来るので、意外とお手持ちのタックルが流用できるのでは。また、貸し道具も完備しているから、初心者はこれを利用するのもおすすめだ。
そして特筆すべきはその釣果。数こそ南伊豆や外房エリアには及ばないが、ほぼ毎回出船の度に2~3㎏級の良型が釣れていて、本場も真っ青の4~5㎏級のジャンボサイズが釣れ上がることもそう珍しくはない。
例年3月、4月がアコウのベストシーズン。うまくすれば大型アコウの提灯行列もあるかも! 深海に思いを馳せる夢とロマンの釣りに貴方も挑戦してみませんか。
以上の記事は「つり丸」2018年4月1日号の掲載情報です。
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東京湾口の深海釣りでアコウが好シーズンを迎えている! こんなグッドサイズも珍しくないぞ!!