キラキラ輝くアジが宙を舞う。25㎝の食べ頃サイズ、38㎝の見事な大アジ、クーラーの中はアジだらけになった


この日は前半に中型主体の数狙い、後半大型狙いという作戦の「とうふや丸」。前半は中アジ中心の2点、3点掛けですぐにお土産になった。

後半の大型狙いでは、30㎝台後半のグッドサイズが食ってきて、引き味もバツグン!

中アジ、大アジまじりでクーラーいっぱい! 相模湾のアジはハズレが少ない安定釣り物だ。

濁り潮が入るとよくまじるのがこのクロムツ。これも美味しい高級魚だ。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・大磯港「とうふや丸」。

瀬ノ海と呼ばれる二宮沖のポイントは、一年を通してアジが釣れる相模湾の一級ポイントだ。ベテランからビギナーまで人気のアジ、大磯港の「とうふや丸」では、春シーズンを前に好調が続いていた。
水深は98m、タナは底から5m前後と高めだ。ビシが底についたらすぐに4m巻き上げ、コマセを振ってから1m巻いてタナを合わせると、待つ間もなく竿先にアタリが現れた。
アタリがあってからリールをひと巻きして追い食いを狙えば、ダブル、トリプルでアジが掛かる。この日はしょっぱなからの入れ食い状態だ。
「とうふや丸」の関野幸男船長の狙いは、前半は中アジの数狙い、後半は大アジ狙いだった。どちらの場所でもアジの食いはよく、キラキラ輝くアジが宙を舞う。25㎝の食べ頃サイズ、38㎝の見事な大アジ、クーラーの中はアジだらけになった。
瀬ノ海のアジは、相模湾で安定度ナンバーワンの釣り物。トップで50~70匹がコンスタントに釣れている。また、ここのアジは幅広で脂の乗りが良いのも特徴で、毎週のように通い詰めるファンも多い。
濁り潮が入ってくると、春アジの荒食いが始まり、手馴れた人は束釣りも狙える。ぽかぽかの日差しが気持ちよい季節、春アジ釣りへと出かけよう!
以上の記事は「つり丸」2018年4月1日号の掲載情報です。
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春はアジ釣りのベストシーズン。海に春の濁り潮が入ると、アジが活発にエサを追う。相模湾、瀬ノ海では大型まじりで美味しいアジの数釣りができるぞ!