手軽、釣りとしての面白さ、食味のよさ、お土産の確実性…三拍子ならぬ四拍子も揃ってしまったスーパー魅力的なターゲット


釣り方はスロピッチジャークが基本。フォールメインで誘っていく。

波崎沖のホウボウはサイズがよいのが特徴。これでもまだ小さいのだ。

ホウボウの口周りは非常に硬いので、フッキングは強くしっかりと行おう。見た目からすると引きはあまり強くなさそうだけど、ゴツゴツ、ゴツゴツと案外引く!

いまの時期は群れで固まっているので、誰かにヒットしたときはチャンス! 集中して誘いをかけよう。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎港「征海丸」。
すっかり春の定番釣り物として定着した、波崎沖のホウボウジギング。タックルがライトで老若男女誰でも楽しめる手軽な釣りでありながら、ウデの差がはっきりと出てしまうほどにゲーム性が高く、何よりもホウボウは超が付くほどの高級魚とあって、食べてメチャクチャ美味しい。さらには、状況がよければなんとトップで50匹以上も釣れるなど、釣果もかなり堅いとうのも嬉しい。
つまり、手軽さと釣りとしての面白さ、そして食味のよさ、さらにはお土産の確実性という、三拍子ならぬ四拍子もそろってしまったスーパー魅力的なターゲットなのだ。
「春はシケも多く状況が安定しにくいですが、これから群れがどんどん固まって来ますので、釣果は上向きです。例年4月頃まで楽しめますので、ぜひチャレンジお待ちしています!」とは、普段は北海道の「征海丸」で舵を握る宮原典義船長。現在は北海道が休船中なので、助っ人として来ているのだ。
また、「征海丸」では来る25日にこのホウボウをターゲットとした釣り大会「ハヤブサカップ・SPJジギングホウボウバトル」を開催予定。入賞者には豪華賞品も用意され、前日の24日まで申し込み可能。ぜひ奮ってご参加を!
以上の記事は「つり丸」2018年4月1日号の掲載情報です。
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ホウボウといえば、この美しい胸鰭。まるで蝶のようだ。