ムロアジの泳がせ釣りで、2回のビッグヒットを得た


第18とび島丸、13.6㎏カンパチ。

高水温を証明するスマガツオがまじった。

4月1日、待望の銭洲解禁日。天気はあいにくの曇空だったが、水温は21度。すでにゴールデンウイーク以降の潮。期待が膨らむ。

1本取り込まれると連発ヒットが期待される銭洲だが……。

ヒットするカンパチは良型ばかり。今期はサイズがデカイ。

ヒットするカンパチは良型ばかり。今期はサイズがデカイ。

ムロアジの泳がせに大物がヒット! しかし、外れてしまった。大型青物であることに間違いない。

うれしいゲストのウメイロ。
定刻7時、船上から一気にジグ、五目狙いの仕掛けが放たれた。各船にはルアーマンの姿が目立つ。魚探の反応は上々、潮色はかなり澄んでいる。
ひと流しめからヒット! という期待の大きい例年の解禁日だが、今年はなかなか1匹が遠かった。数釣りに関しては、ひと言で言えば大苦戦。しかし、大型が例年以上の確率でヒットしてきた。「とび島丸」で13・6㎏のカンパチ、「南伊豆忠兵衛丸」で20㎏のヒラマサがキャッチされた。以上はルアーでの成果だが、今回の取材ではムロアジの泳がせ釣りで、2回のビッグヒットを得た。いずれもキャッチまで至らなかったが、水面付近で巨体をくねらせて去ったそのうちの一回は、15㎏はあろうかという大型カンパチだった。
解禁日以降、シケ続きで追加の情報が少ない状況だ。以上が解禁日だけのものなのか、または大きく様変わりしているのか? 誰にも分からない。船止めが長いだけに2回目の解禁に近いような状況ともいえよう。大型への対策を含め、万全の準備で挑むことをおすすめする。
以上の記事は「つり丸」2013年5月1日号の掲載情報です。
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