丸々太った脂ノリノリのサバが入れ食いじゃ。しめサバ、塩焼き、味噌煮で最高の味だった


外道で釣れるときは、「下品な引き」なんて言われることもあるが、主役のときは「いい引き」だ。

開始直後はポツポツだったが、ひとたび食いが立つと怒涛の入れ食いに。食いだしてから2時間ほどでクーラー満タン!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・鴨居大室港「五郎丸」。
今年も東京湾でトロサバ釣りが始まった。
「毎年7月ごろから沖合のサバがエサを食べながら東京湾の奥へ奥へと入って来ます。釣り場はウチの前から海堡周りが中心で、もうすでに丸太んぼのように太っていて脂もバッチリ乗っていますよ」とは7月5日から午後船でトロサバ乗合を開始した、鴨居大室港「五郎丸」の福本一行船長だ。
サバの旬は秋から冬、と思っている釣り人が多いようだが、どっこい夏場からグングン脂が乗ってきていて、松輪のサバ漁船の船団も鴨居沖で操業しているくらいだ。
「五郎丸」のトロサバ乗合の開幕日に取材に赴いたところ40㎝級の、丸々太った脂乗り乗りのサバが入れ食い。しめサバ、塩焼き、味噌煮で最高の食味だった。
時期的に今釣れているのはゴマサバが主体だが、お盆過ぎごろからはマサバもグンと脂の乗りが良くなり、ターゲットに加わる(7~8月初旬のマサバは産卵期で脂の乗りがイマイチなことが多い)。
半日船ということで料金、釣り時間ともにお手軽、簡単に強い引きが楽しめ、数釣り可能だ。そしてなにより食べておいしいのがトロサバの最高の魅力だ。グルメ釣り師には見逃せないターゲットだ。
今回のトロサバ仕掛けはこうだっ!

タックルはビシアジ釣りのものでOK。

船宿仕掛けはハリス4号1.8mムツバリ11号の2本バリ仕掛け。手返し重視の1本バリでもいい。

以上の記事は「つり丸」2014年8月15日号の掲載情報です。
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丸々太って脂の乗りもバッチリ。おいしいトロサバが釣れているぞ。