まるで青物釣りのような船上だった。同時に4人の竿が曲がり、次々にキロオーバーのヒラメが取り込まれた


回遊しているセグロイワシをたくさん捕食しているので、肉厚で脂が乗っている。刺身が旨い!

この日はトップ10枚、船中72枚!!

イワシの群れに付いたフィッシュイーターがまじってくる。この日は良型のスズキやアイナメも上がった。

5枚釣ったビギナーもいた。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・大原港「春栄丸」。

「また食った! 4人巻いてるおう!」。まるで青物釣りのような船上だった。同時に4人の竿が曲がり、次々にキロオーバーのヒラメが取り込まれた。大原沖ではイワシの群れが回遊中。イワシを追っているヒラメは活性が高く、一気に食い込む。まるで無数のヒラメがエサを待ち構えているが如く、次々に竿が絞りこまれた。
大原港「春栄丸」は禁漁期を除いて周年ヒラメ釣りに出船している。大原沖から太東沖にかけての広大なポイントを熟知している白川永一船長がイワシの反応にあてると入れ食いタイムが到来した。ひと流しで32枚の離れ業、どこの釣り座もまんべんなくアタリが来たのは横流しの効果だ。
大型ビラメもコンスタントに上がっているので油断は禁物、取材日には3.3㎏、2日前には4.3㎏が顔を出した。
4月いっぱいで禁漁となる大原沖のヒラメだが、イワシの回遊はまだ続く。大型交じりの数釣りを楽しむには今が絶好のチャンスだ。
以上の記事は「つり丸」2014年4月15日号の掲載情報です。
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大原沖のヒラメは4月いっぱいで終了だが、今イワシの群れが回遊し好調な食いを見せている。ラストチャンスだ!