春の潮に変わればトップ10本以上の数釣りも期待できる


アタリからアワセまでのスリルがこの釣りのダイゴ味。アワセが決まって竿に重さが乗った瞬間が快感!

マゴチのもうひとつの楽しみは引きのよさ。海面までよく暴れてくれる。

マゴチは食味も魅力の高級魚。淡白な白身は上品な甘さと旨味がある。

今の時期、エサは生きエビがメイン。「一之瀬丸」ではこのサイマキを使う。

ヒラメもエビエサにアタックしてきた。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「一之瀬丸」。

東京湾で早くもマゴチ釣りが開幕した。
「照りゴチ」などと呼ばれ、真夏の釣りの代表選手と思われがちなマゴチだが、実はその釣期は長く、ほぼ周年楽しめるといってもいいくらい。
しかも開幕初期には大型が釣れる確率が高いとあって、しっかりと防寒着を着込みながら通い詰めるファンも多いのだ。
3月21日に乗合を開始した金沢八景「一之瀬丸」では、翌22日に60㎝オーバー、その後も55㎝級が連日上がるなど「初期は大型」を地で行く釣果となっている。
「今年は潮が一ヶ月くらい遅れている感じがしますね。そのため今のところ数は出てないですが、型は大から特大まじりで楽しめますよ。そろそろ水温も上昇傾向なので、春の潮に変わればトップ10本以上の数釣りも期待できると思います」とはマゴチ船担当の渡辺直人船長だ。
目下のエサはサイマキ(小型の車エビ)。ハゼやメゴチの魚エサに比べ、食い込みは良いとは言うもののアワセのタイミングは難しく、これがまたこの釣りのオモシロさでもある。
ビシッ! とアワセが決まった瞬間の快感はマゴチ釣りならではだ。春のマゴチ釣りを楽しんでみては。
以上の記事は「つり丸」2014年5月1日号の掲載情報です。
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今年も東京湾のマゴチが開幕した。開幕直後が大型の確率も高い。良型狙いで出かけてみては。