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ジャンボイサキまじりで多点掛けの期待大!!【東伊豆・初島周り】

ジャンボイサキまじりで多点掛けの期待大!!【東伊豆・初島周り】

毎年東伊豆のイサキ釣りは伊豆の玄関口熱海沖に浮かぶ初島周りから始まる。今年も3月15日に静岡船籍の船が解禁となり、4月に入ると神奈川の船でも初島でのイサキ釣りが始まる。

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期待満点解禁ポイント、手返しよく釣って大型多点掛けを満喫だ

3月15日に解禁した東伊豆、初島周りのイサキ釣り。例年、良型まじりの数釣りができる釣り場だ。ここのイサキは食味も満点、釣って、食べて、大満足!

こんなグッドサイズがバタバタ食ってくる。追い食いさせて多点掛けになると、釣り味も最高だ。

脂が乗って丸々太ったイサキ。刺身や塩焼き、フライやムニエル、何にしてもおいしい。

イサキだけでなく、五目でお土産も狙う。マダイは3kgクラスもまじるので油断禁物。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・伊東港「村正丸」。

初島回りのイサキが解禁した。春から夏にかけてイサキ釣りを看板に掲げる伊東港の「村正丸」では、3月15日の解禁日から乗合いを開始した。解禁初日に取材に向かったが、当日は潮があまり流れず、潮色が澄んでエサ取りが活発な悪条件。
それでもイサキ釣りが得意な船長は「潮が当たる側の根の際に居る感じだけど、そこにはエサ取りもうじゃうじゃ居るから、根から少し離したところに船を止めてエサ取りよりも先にコマセに反応するイサキを拾う感じだね」と読み、30㎝オーバーをまじえ良型中心に本命イサキを釣らせてくれた。
イサキの食いが渋いと見ると後半戦は伊東沖に戻って五目狙いの土産釣り。ここは3㎏超のマダイや40㎝近いカイワリも出るので油断ならない場所だ。この日も型物こそ出なかったが、マダイやカイワリ、メバルなどで十分なお土産を確保した。
最盛期になれば大型多点掛けで入れ食いもあるこのエリアのイサキ釣り。
「初島のイサキもすぐに例年通りにバリバリ食い出すでしょう。もう少し水温が上がってくれば、川奈沖のジャンボイサキも狙っていきますよ。ビギナーの方でもタップリ釣れると思いますよ。脂乗り乗りの激旨イサキを釣りに来てよー」と船長。今年も楽しみな東伊豆イサキだ。

コマセ、付けエサ、ともにオキアミを使用

コマセ、付けエサともにオキアミ。タックルも仕掛けもマダイ釣りに近い。

イサキ釣りというとアミコマセを使い、小さく切ったイカタン、バイオベイトをハリに刺すか、ウイリーやカラーバリなどでのコマセシャクリ釣法のエリアも多いが、東伊豆(静岡地区全般)では、付けエサ、コマセ共にオキアミを使う。釣り方自体もコマセマダイに近い釣り方だ。
竿はゲームロッドと呼ばれるタイプのLTやイサキ専用竿の短竿が、キュキューン! という鋭角的な小気味良い引きを存分に楽しめて個人的には好きだが、前述したようにマダイに近い釣り方ゆえマダイ竿を使う方が多い。
たしかに胴調子のマダイ竿でのやり取りも楽しいが、取り回しの良さでは短竿に軍配が上がる。両者の良いとこ取りなのがグラスムクのコマセ五目用ロッドで、実際伊豆エリアでは船上でも多く見かける。また時期的には少ないが、ふいに青物が到来しても安心だ。
リールは手巻き両軸リールでも良いが小型電動リールが一般的で、道糸はPE4号が標準だ。
仕掛けはハリス3号6mの3本バリと、南伊豆や御前崎など静岡エリアのイサキ標準仕掛け、とでも言うべき物。ハリスはマダイを筆頭に大物高級魚も望めるエリアなので、ここは結節強度に優れたハイスペック品を奢りたいところだ。
ハリはチヌ4号が標準サイズ。ケン付きのためオキアミがズレにくく、ヒネリがないため真っ直ぐに刺しやすい「オキアミチヌ」がおすすめだ。
また春は濁り潮のシーズンでもある。通常期にはあまり必要を感じないが、春先は夜光や蛍光のビーズ類が効果を発揮することもあるので準備しておこう。
クッションゴムもマダイ用などハリス3号に対応出来る1mくらいの物を装着する。
目下やや水深のある場所を狙っているせいで、キントキやトゴットメバルなどが食ってくることも多い。キントキはハリを飲むことが多く、メバルは回転して上がって来るためハリスがヨレてチリチリになるため、仕掛けの予備は多めに持参したい。

タナ決め打ち、マダイに近い釣り方だ。取り込み&再投入、手返しが大切です!

竿はコマセマダイ竿を流用する人が多い。マダイなどゲストも多く、マダイ竿なら思わぬ大物とのやり取りも楽だ。

釣り方は指示ダナを決め打ちするコマセ釣りで、コマセワークも含めマダイ釣りに近い。
基本動作は指示ダナの5m下までビシを下ろし、仕掛けが馴染むのを4~5秒待ってから、コマセを振りながら5m巻き上げタナに合わせる。その後は手持ち竿でアタリを待ってもよいが、キーパーに掛けての置き竿でもOK。ただし置きっぱなしは厳禁で、時折誘いを兼ねたコマセ振り動作は入れ、3~5分くらいでビシを回収し打ち返すようにしたい。
「食う時は何やっても食うよ」と船長が言うように、高活性なことが多い同エリアだが食い渋ることがまれにあるのも事実。
「食わない時に食わせるのが腕の見せ所」で、コマセワークが鍵を握る。食いがよく、すぐにアタリが出るような時や船長から「反応あるよ」など声が掛かった場合はガンガン竿を振ってのドカまきも良いが、それ以外の時はパラパラとコマセがこぼれ出る程度に竿を振る。食い渋った時にはイサキはコマセに突っ込んで来ない。常に仕掛けの周りに、少量でもコマセが漂っている状態を作ることが大事になる。
したがって置き竿にした後も波による船の上下でポロポロとコマセが出る状態(コマセマダイよりは多く)がベストで、そのためにはコマセカゴはプラビシよりもステン缶の方が良い。プラビシなら上穴全開、下窓1.5㎝開けと開け気味の調整が必要だ。
なんだかんだ言ってもイサキ釣りはコマセの釣り。しっかりとコマセを出して、手返しよく釣るのが基本。
「ワラサ釣りと同じでコマセの使用量と釣果は比例するよ」と船長(ちなみに村正丸ではマダイやコマセ五目よりもイサキ狙いの時は料金が1000円高いが、これはコマセ追加が無料のため。それだけイサキ釣りの時にはコマセを使って欲しいと言うことだ)。
アタリが出たらアワセは不要。そのままの位置か1m巻いてしばらく(10~20秒)待ち、追い食いに期待しながらゆっくりと5m程手巻きしてから電動リールのスイッチをONにする。
首尾よくトリプルで掛かった場合は、一番上バリの枝スの結び目付近を片方の手でつかみ、もう片方は2本目と3本目の間をつかんで抜き上げる。もたもたしていると水面ポチャンや船べりバラシとなるので躊躇無く行うこと。この時手がコマセで汚れていると滑るので、投入ごとに手を洗っておくことも細かいようだが大切だ。
抜き上げ後は、上(元)バリのイサキを手前に、順に離して船底に並べるように置き、手前のイサキから順にハリを外して行く。
この時にフック型のハリ外しがあるとイサキに触れることなく外せ、手返しアップとなる(イサキのヒレは硬く刺さると結構痛い)。
またイサキを外した空バリは、船べりの棚やマグネット板(持参)に置くと手前マツリが防げる。エサ付けも上バリから行い、順に船べりに並べて行く。
全てエサ付けが終わったら、コマセを詰めて再投入が一連の流れだ。なお、「村正丸」では付けエサのオキアミは配られない。コマセのオキアミの質が良いのでコマセから付けエサ分を拾えば問題なく、食いもその方が良いように思うが面倒な方は持参されたし。

以上の記事は「つり丸」2018年4月15日号の掲載情報です。

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