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東京湾のイシモチ、数釣りシーズン突入【東京湾・八景沖〜野島沖】

東京湾のイシモチ、数釣りシーズン突入【東京湾・八景沖〜野島沖】

LTアジとともに手軽に楽しめるのが東京湾のイシモチだ。そのイシモチが3月中旬ぐらいから上向いた。今回取材したのは金沢八景「黒川丸」の一日イシモチ船。取材当日はちょうど食いが上向いた頃でトップは45匹。取材以降も好調で、3月14日はトップ105匹、17日はトップ99匹を記録している。

アタリ明確! 引きも強い! イシモチ釣りは沖釣り入門には最適

3本バリ仕掛けでトリプル!

こちらは一荷!

こちらは35cm級の良型。

食いが立てば一荷連発も!

この日は平均40匹前後の釣果。みなクーラーが埋まっていた!

付けエサはアオイソメ。1匹をチョン掛けにする。

船では2本バリと3本バリの仕掛けを用意している! 魚が浮いているときは3本バリがオススメ。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「黒川丸」。

東京湾のイシモチが数釣りシーズンに突入している。トップが束釣りを記録することもあるほどだ。
「野島の赤灯沖の水深30mぐらいで釣れています。4月も同じ場所で釣れていると思います。アタリも多く、釣りやすいのでビギナーの方も楽しめると思います」とは金沢八景「黒川丸」の佐々木丈志船長。
イシモチの釣り方はいたってカンタン。この春は浮いていることが多く、誘い上げが有効なようだが、誘い方も難しくない。ゆ〜っくり竿を頭上まで立てて戻すだけ。アタリも明確なのでわかりやすい。そして、何よりもアタリが多いので、ビギナーが挑戦するにはピッタリの釣り物なのだ。
またイシモチは食べても美味しい。釣れたらすぐに血抜きをして持ち帰れば、どんな料理も美味しい。たくさん釣れたときは干物にすれば保存もできる!
さあ、仲間を誘って出かけてみてはいかがだろうか!?

タックルはゲームロッドに小型両軸の組み合わせ。浮いているときは3本バリが有利!

イシモチ釣りでは、いろいろな竿が使える。人気なのは、6対4〜7対3調子のゲームロッド。長さは2m前後の短かいものから2.7mぐらいの長めでもOKだ。
ゲームロッド以外はシロギス用、マゴチ用、シーバスロッドなどの竿を使う人も見かける。つまり、オモリ30号前後に対応した6対4〜7対3調子で、2〜2.7mの竿であれば流用可能といえる。
リールは手巻きの小型両軸でOK。3月後半の時点で「黒川丸」が狙っているのは、野島沖堤防の赤灯沖。水深は30m前後なので、手巻きリールでも苦ではないだろう。「黒川丸」の佐々木丈志船長によると、4月以降も赤灯沖がメインポイントになると予想しているので、手巻きリールで十分だ。
もちろん小型電動でもOK。置き竿、2本竿、深場を狙うときなどに便利だ。
道糸はPEラインの2号以下を150m以上巻いておく。
イシモチ仕掛けは、シンプルな胴付き仕掛けを使う。「黒川丸」の船宿仕掛けは、幹糸は3号、枝スは2号。枝スの長さは、一番下が45㎝、上のハリは35〜39㎝に設定。ハリはネムリセイゴ(銀)の12号を使用している。
ハリ数は2本バリが標準。慣れない人は2本バリがトラブルが少なくオススメだが、多点掛けを狙う常連さんは3本バリを使う人もいる。
また佐々木船長は、「今の時期はイシモチが少し浮き気味なので、タナを探るという意味では3本バリがオススメです」と話す。
イシモチのポイントは根掛かりが少ない。そのため、一日に10組ちかい仕掛けを消費することは少ないが、万が一のために5組ぐらいは用意しておけば万全だ。
オモリは「黒川丸」では30号を使用。仕掛けと同様に、5個ぐらいは準備しておけば万全だ。
「黒川丸」で用意している付けエサはアオイソメ。アオイソメは切らずに丸々1匹を、頭部にチョン掛けにする。かじられたり、切れたら、さらに1匹を付け足してもOKだが、何匹もハリに付けるとダンゴ状になってハリ掛かりが悪くなるので注意しよう。
イシモチは血抜きをしたほうが、より美味しくいただける。血抜き用のハサミやナイフも忘れずに!

浮いているときは 誘い上げが有効!

基本の釣り方はイラストのとおり。
仕掛けを投入して、オモリが着底したら、すぐに糸フケを取る。船の揺れでオモリが海底を叩く位置をキープしてアタリを待つ。
ポイントは水深が一定ではない。水深が変化する場所もあるので、頻繁に底立ちを取り直すことも大事だ。底立ちを取り直す際にエサが動き、誘いになってアタることもある。
アタリは明確。「ブルブル」とか「ガクガク」と派手に竿先が揺れ、手元にも同様の感触が伝わってくるのでわかりやすい。
アタリがあったら即アワセはダメ。即アワセするとスッポ抜けやすいからだ。しばらく待ってから、ゆっくり竿を立ててハリ掛かりを確認する。魚が暴れて「グググッ」という感触があれば、ハリ掛かりしているだろう。
ハリ掛かりを確認したら、巻き上げはじめる。最初は引きが強いので、慣れない人はゆっくり巻こう。ここで強引に早巻きするとスッポ抜けることもあるので注意すること。あとはラインをたるませないように巻き上げてくるのがコツだ。
3月中旬の取材時もそうだったが、この春はイシモチが浮き気味だ。そんなときは、誘い上げが有効だと佐々木船長はいう。底付近でアタリを待ち、アタリが遠いようなら、ゆっくり竿を立てて誘い上げてみよう。うまくいけば誘い上げている途中に、「グググッ」と竿先が絞り込まれるだろう。
また、あまりにも下から2番目、3番目のハリにばかりアタるときは、オモリを海底から50㎝〜1m浮かせてアタリを待つのもアリだ。高めのタナで誘い上げを組み合わせてみるのもおもしろい。
潮が動かないときは、船も流されない。そんなときは仕掛けを軽くキャストして広い範囲を探ってみるのも手だ。
食いがいいときは、1匹掛かったら少し待って追い食いを狙ってみよう。うまくすればハリ数ぶん食ってくる。ただし、あまり待ちすぎると最初の1匹が外れてしまうこともあるので注意しよう。
釣れたイシモチは、美味しく食べるために、すぐに血抜きをすること。血抜きの方法は、下のイラストのとおり。エラの付け根付近をハサミなどで切る。そして切った部分をめくって、赤い玉のような部分(心臓?)をハサミで切って、海水を入れたバケツに入れる。しっかり血が抜けたら、海水氷の入ったクーラーボックスに入れて持ち帰る。
血抜きをしたイシモチは臭みがなく、どんな料理にもできる。きれいな白身なので、刺身、ナメロウ、塩焼き、煮付け、フライが定番。たくさん釣れたら、干物にして保存するのもおすすめ。
今回の取材で同行していただいた鈴木新太郎さんは、イシモチでチクワを作っていた。

以上の記事は「つり丸」2018年4月15日号の掲載情報です。

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