釣りやすい今が入門するにはちょうどいい時期だ


ポイントは平塚港から10分ほどの水深500m前後。

船中最初の1匹がこれ!

本命が浮上!

本命ゲットは嬉しい!

「豊漁丸」ではハリ数は8本まで。エサはサバの切り身。このほかイカなど持参するといいだろう。

アコウダイとホウズキの判別は、尾ビレを見るのが分かりやすい。アコウダイ(右)は尾ビレの中央が湾曲する。ホウズキ(左)の尾ビレは湾曲しない。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・平塚「豊漁丸」。

深場釣りの代表的な魚であるアコウダイが狙いやすい季節を迎えた。通常は500m超えの水深に生息していることの多いアコウダイだが、2月から5月にかけて産卵のために浅場へと移動。群れが固まり、そして産卵前後に荒食いすることもあるので、釣り人にとってチャンスが増える時期なのだ。
「マメにタナを取り直してください。その動きが誘いにもなります」と話してくれたのは、平塚港「豊漁丸」の後藤武船長。
アコウダイのタナは海底付近。ポイントは起伏のある場所を流すので、オモリが常に底スレスレの位置をキープするようにタナ取りすることがポイントだ。
ヘビータックルを使い、敷居が高いと思われがちな深場の釣りだが、その心配は不要。PEライン6〜8号を700m以上巻けるリールが必要となるが、使用オモリが300号のライトタックルなので、キハダ用タックルがそのまま使える。「豊漁丸」ではハリ数は8本までと少ないので、船ベリにハリを並べて簡単に投入できる。
周年狙うことのできる相模湾のアコウダイだが、釣りやすい今が入門するにはちょうどいい時期。この春オススメの釣り物だ!
以上の記事は「つり丸」2018年4月15日号の掲載情報です。
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