波静かな湾内の釣りは仕掛けのバランスが大事、午前と午後の2便制を活用しよう!


毎年10㎏オーバーの実績がある湾内。慎重なやり取りが大切だ。

夕マヅメはゴールデンタイム。沖揚がり直前に入れ食いになることも。

港前のイケス周りも釣果が出ている。アタれば大型。エサ取り魚も少ないので、アタリが少なくても我慢しよう。

湾内は曇天や雨天の日も狙い目だ。荒食いすることがある。

乗っ込みだがきれいな魚体のマダイが多い。

クロダイはこの時期常連ゲスト。食べておいしいぞ。

珍しいマハタが浮上。小魚にバイトした。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・沼津静浦港「真成丸」。
「今年はイケス周りから根周りまでどこでも食ってるよ」とは、沼津静浦港「真成丸」の高橋判船長。
湾内のマダイはいつ食うかわからない。分かりやすい時合いは朝マヅメと夕マヅメ。それ以外の時間は釣り人の工夫が必要だと高橋船長はいう。
「マダイはかなりいますよ。湾内で一番大事なことは、タナ取りです。指示ダナは出しますが、各自で食いダナを探ることが必要です。ビシを下げ過ぎると魚が逃げてしまうのでダメですが、指示ダナ付近である程度のビシの上下はオッケーです」
仕掛けはハリス4号12m。だが、これより短い仕掛けでマダイがよく釣れることもある。食いダナが当たるとよくあることだという。
湾内のマダイ釣りは、午前と午後の2便制。これを上手に活用して乗っ込み大ダイをキャッチしよう。習うより通って慣れろ、が湾内の釣り。10㎏オーバーモンスターも夢ではないぞ。
以上の記事は「つり丸」2012年5月15日号の掲載情報です。
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沖揚がりの合図と同時にヒットした3.4㎏の乗っ込みマダイ。いつヒットするかわからないので最後まで諦めないことが大切だ。