「とう市丸」では伝統釣法の手バネを使用したシャクリ釣り、リールシャクリ、ひとつテンヤ、タイラバの釣りいずれもOK


上総湊港の「とう市丸」では、伝統的な手バネに中オモリスタイルの釣りと、リールシャクリの釣りどちらも楽しめる。

ストでイトヨリが上がった。

「つり丸」の愛読者、持田昌宏さんは3㎏オーバーのマダイを掛けたが、本誌記者がタモ入れを失敗し、痛恨のバラシ。

船長が釣り上げた大ダイ。

手バネとリール竿の両方を持参する人も。

操船しながら吉野泰治朗船長が釣り上げたマダイの3.3㎏。

中オモリ10号、テンヤ3号を使用。

今回、取材にご協力いただいたのは、内房・上総湊港「とう市丸」。
今年は荒天の日が多く、出船のチャンスが少なかったこともあって、いまひとつ盛り上がらないまま乗っ込みのシーズンを迎えた。おまけにシケ続きでタイ釣りのエサにするサルエビを捕る漁船も出漁できず、エサ不足が起こっていた。しかし、ようやく天候も安定してきて、それも解消された。いよいよ大型狙いの絶好のチャンス到来だ!
「とう市丸」では伝統釣法の手バネを使用したシャクリ釣り、リールシャクリ、ひとつテンヤ、タイラバの釣りいずれもOK。だが、西根のポイントは水深が56mと深く、二枚潮の日もよくある。そのため、慣れないとひとつテンヤでは底が取れないことが多い難しいポイント。
おすすめの釣り方は、船長手作りの手バネ道具で指示ダナ(船長がヒロで指示する)にピタリと照準を合わせてシャクる伝統の釣り方。貸し道具もあるので、常連やベテランの仲間入りをして、マダイの手バネシャクリの釣りを楽しんでみてはどうだろう。
以上の記事は「つり丸」2012年5月15日号の掲載情報です。
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仕立船でも乗っ込みの大ダイが上がった。