水温の上昇と共に沖から群れが入ってくる5月後半以降は6㎏、7㎏の大ダイの実績が高い


水温の上昇と共に沖から群れが入ってくる。ピークは本誌発売の頃からで、大型の期待も高い。

この日は船中4人が2枚ずつ釣り上げ、合計8枚。

6㎏、7㎏の大ダイの実績も高い初島周りの乗っ込みマダイ。シーズン開幕だ。

この日は3.7㎏が浮上!

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・宇佐美港「富八丸」。

東伊豆でもいよいよマダイの乗っ込みが始まった。初島沖は他地区より乗っ込みのタイミングが遅いのが特徴で、例年ゴールデンウイーク前後からシーズンに入る。
宇佐美港の「富八丸」では、4月21日に4.2㎏、28日に3.7㎏と良型のマダイが顔を見せ、今後への期待が膨らんだ。水温の上昇と共に沖から群れが入ってくる5月後半以降は6㎏、7㎏の大ダイの実績が高い。
「富八丸」の木部高治船長はほぼ周年マダイを狙い、初島周りの傾向を熟知している。この日もエサ取りの邪魔が多い中、粘り強くマダイの反応を追いかけ3.7㎏の良型を食わせた。まるでイカ釣りのように、反応を探してその上に仕掛けを落とすアクティブな操船方法は釣り座の有利、不利が少なく、誰にでも大ダイを食わせるチャンスがやってくる。
ロッドキーパー、ステン缶は船に常備され、希望者には仕掛けも無料で配るので、初めての人は船の道具を利用するのがお勧めだ。
以上の記事は「つり丸」2012年6月1日号の掲載情報です。
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サビた魚体のいかにも「乗っ込み」というタイも多くなってきた。