2㎏前後のカンパチがジギングで入れ食いに!


シマアジが回遊中! このサイズは数釣り中。

解禁日は水温が20度以上。すでにムロアジが回遊していた。大型カンパチに期待が持てる。

良型のアカハタもお目見え。近年個体数が増えたようだ。

終了間際の連続ヒット! 初期の銭洲、ジギングゲームでの最大の魅力だ。

毎年恒例、ジギングにはカンパチがヒット。

マダイは解禁日の本命。良型があがった。

ひと流し目でキャッチした3kgクラスのカンパチ。スタート早々に1本仕留めることができると気分が楽だ。

この岩礁の周りには、複雑な潮の流れが発生し、さまざまな生き物たちが回遊してくる魚の楽園。

ウメイロの沸きは上々。数釣ってお土産にしよう。食べてうまいのはこの魚だ。

五目釣りポイントではヒメダイとウメイロが一荷で来た。

このサイズのシマアジは一荷でヒットすることもザラ。シーズンが進めば大型シマアジも期待できる。

五目釣りではこのとおり、お土産は十分。

最後の流しでルアーマンは全員キャッチ成功!

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・下田港「龍正丸」。
今年は近年にないほどの凪ぎに恵まれた。ネープルス、ヒラッタイなどの各礁には、磯釣り師の姿もあった。それだけウネリ、風波ともに穏やかな証拠だ。水温も黒潮の影響を強く感じる20度台を推移。投入前からいやがおうにも期待は高まる状況だった。
本誌では「南伊豆忠兵衛丸」、「龍正丸」に同船。「南伊豆忠兵衛丸」では開始直後からルアーマンにヒット連発! 良型を思わせる相手にラインブレイクされるなど、手痛いミスもあったが、3㎏クラスまでのカンパチをキャッチなど、まずまずの滑り出し。そこからはコマセ釣りが上向き、ウメイロ、ジャンボイサキなどが次々とキャッチされる時間もあった。
いっぽう、「龍正丸」ではムロアジの泳がせ、コマセ五目を中心に展開。小型ながらシマアジのキャッチにも成功した。
途中、中だるみもあったが、終了間際、南伊豆忠兵衛丸では2㎏前後のカンパチがジギングで入れ食いに! これは例年よく見られる光景だけに、最後まで気を抜けない、抜かないことが大切だ。
全体としては例年通り、解禁日はジギングでのカンパチゲームが優位、という印象だったが、これも日ごとに変化してくる。コマセが効いてくれば五目釣りは安定するし、5月に入ればアカイカの回遊とともに泳がせ釣りが活発になる。
多彩な魅力に溢れる春の銭洲。早めのお出かけをお勧めする。
以上の記事は「つり丸」2018年5月1日号の掲載情報です。
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大物の聖地とされ、沖釣り師なら誰もがあこがれる銭洲岩礁。今年も大物釣りでにぎわしてくれるだろう。